シンポジウム
国家権力とメディア:第二次世界大戦時の報道を顧みて
シンポジウム「権力検証のメディアの役割」
日時:2020年1月12日(日)13:00-17:30(12:30開場)
会場:明治学院大学 白金校舎 本館10階 大会議場
https://www.meijigakuin.ac.jp/access/
プログラム:
開会挨拶 竹峰誠一郎(明星大学、日本平和学会広報委員長)
●基調講演
大森淳郎(NHK放送文化研究所、ETV特集『戦争とラジオ1』ディレクター)
●シンポジウム「権力検証のメディアの役割」
パネリスト
大森淳郎(NHK放送文化研究所)×松丸慶太(NHK札幌チーフプロデューサー)×柴田優呼(明治学院大学国際平和研究所研究員、アカデミック・ジャーナリスト)
司会(全体進行)平井朗(立教大学、日本平和学会関東地区研究会代表)
(シンポジウム進行)高橋博子(名古屋大学、日本平和学会広報委員会)
閉会挨拶 高原孝生(明治学院大学国際平和研究所所長、日本平和学会理事)
共催:日本平和学会広報委員会・日本平和学会関東地区関東地区研究会
後援:明治学院大学国際平和研究所
連絡先:kouhoupsajアットgooglegroups.com→アットを@に変えてください。
(日本平和学会広報委員会、担当:高橋)
*事前申し込み不要、無料、関心のある方はどなたでも参加できます。
開催趣旨:
「放送は政治機関である。大東亜戦争の完遂を目指して政府に協力し政府とともに往くの気概が肝要であり、これに反するものは放送から抹殺する」(ETV特集「戦争とラジオ1」より)。そうした報道のありかたを反省し、「太平洋戦争中のように、もっぱら国家権力に駆使され、いわゆる国家目的のために利用されることは、厳にこれを慎み権力に屈せず、ひたすら大衆のために奉仕すること」(高野岩三郎 日本放送協会会長就任演説)を掲げ、日本放送協会は戦後再出発しました。
本企画では、報道関係者をお呼びし、戦後75年を見据え、過去のアジア太平洋戦争とメディアの関係を検証することから始めます。そのうえで、報道の現場に身を置くかたがたと、「国家の目的に接近し政府の監督容易なる」存在になろうとするメディアの現状を踏まえ、権力に屈せず、市民とともにメディアはどうあるべきなのか、どう関係性を築いていけばいいのか、議論を深めていきます。
日本平和学会設立趣意書では、「日本平和学会はあくまで戦争被害者としての体験をすてることなく、将来日本が再び戦争加害者になるべきでないという価値にもとづいた科学的、客観的な平和研究を発展させようと考えている。研究は客観的、科学的であるべきであるが、研究の方向づけにおいてけっして道徳的中立性はありえない」と述べられています。報道の「中立性」、さらには、平和学のありかたも見据えて、議論を深めたいと思います。
日本平和学会が報道関係者と交流を深め、平和学会の会員がもつ研究や実践を報道関係者と結ぶ機会になればとも考えております。平和学会の非学会員の方でも、どなたでもご参加いただけます。
連絡先:kouhoupsajアットgooglegroups.com→アットを@に変えてください。
(日本平和学会広報委員会、担当:高橋)
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