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公開連続講演会

【PRIME主催連続講演会・難民をめぐる世界の潮流と日本】第4回:パネルディスカッション「深刻化する難民状況に対して私たちは何ができるのか?」


開催概要

  • 講 師 :阿部浩己氏、小池克憲氏、石川えり氏、藤本俊明氏
  • 言 語 :日本語
  • 参加申込 :事前申込:不要、参加:無料
  • 日時 : 2020.01.15[水] 18:30~20:00
  • 場所 :明治学院大学 白金校舎 地 図  本館4階1451教室

 

 現在、世界で避難を余儀なくされている人々の数は7000万人を超え、第二次世界大戦以降最大となっている。難民の大多数が難民発生地域周辺国に集中しており、そうした難民滞在国のほとんどが開発途上国である。国際社会による難民問題解決は見えず、難民状況が長期化する中で難民たちは自ら解決を模索し、国境を越える過程で多くの命が失われている。こうした状況の中、難民に関するグローバル・コンパクトが採択されるなど、紛争地から離れた国での積極的な難民受け入れを含め、難民支援のあり方が議論されている。
 しかし、日本における難民の受け入れ機運は非常に弱い。難民認定率は近年1%を切ったままで、難民に対する門戸は閉ざされたままである。昨今の収容問題に典型的に見られるように、難民申請者の待遇も悪化している。欧州の文脈でも専ら難民受け入れによる負の影響が強調され、その正確な実態等が紹介されることも少ない。
 このような状況において、識者とともに難民支援のあり方を正面から論じ、ともに考える機会を持つこととしたい。

 

第4回:パネルディスカッション「深刻化する難民状況に対して私たちは何ができるのか?」

パネラー:阿部浩己氏(明治学院大学国際学部教授/PRIME所員)、小池克憲氏(UNHCR)、石川えり氏(難民支援協会)

モデレーター:藤本俊明氏(難民研究フォーラム/神奈川大学)

 

日時:2020年1月15日(水)18:30-20:00

会場:明治学院大学 白金校舎 本館4階 1451教室

事前申込:不要

参加費:無料

 

主催:明治学院大学国際平和研究所(PRIME)

後援:難民研究フォーラム

 

*本連続講演会は全4回となります。連続講演会全体の内容はこちらをご確認ください。

お問い合わせ先

明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
■TEL:03-5421-5652  ■FAX:03-5421-5653 
■URL:http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
■E-MAIL:prime@prime.meijigakuin.ac.jp