公開研究会
PRIME主催連続研究会 朝鮮戦争の「遺産」と東アジア
朝鮮戦争が停戦協定を結んだまま終戦に至っていない現実は、東アジアにおける平和の実現にとって最大の障害であり続けてきました。2018年4月27日に板門店で開催された南北朝鮮の首脳会談、そして同年6月12日にシンガポールで開催された史上初の朝米首脳会談では、戦争の終結と平和体制の構築のための協力がうたわれましたが、いまだ実現には至っておらず、むしろ南北・朝米関係の停滞が続いています。
明治学院大学国際平和研究所ではこうしたなか、今年度より平和研究の観点から朝鮮戦争の終結の条件をさぐるべく、日本私立学校振興・共済事業団による学術研究振興資金を得て「朝鮮戦争の『遺産』と東アジア」という共同研究事業を開始することになりました。本研究所はこれまで数十年にわたり平和研究、とりわけ核廃絶に向けた諸条件の研究を蓄積してきましたが、本研究事業では、この延長線上において、朝鮮戦争が東アジア地域とりわけ日本にいかなる影響を及ぼし続けているかについて、多角的に検討します。
この研究事業の一環として、2021年6月より連続研究会を開催することにいたしました。東アジアの平和の実現に関心のある多くの方々にご参加いただければ幸いです。
日時 : 3月5日(土) 13:00~17:00
場所 : ZOOMウェビナーを利用したオンライン開催
申し込み: 要 こちらのURLより申し込みください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_t3X3Tp9WRvOnxZzYWBymEg
参加費 : 無料
使用言語: 日本語
タイトル: シンポジウム 朝鮮戦争の「遺産」と克服の課題
【第一部】
タイトル: 朝鮮戦争停戦体制の変動と沖縄返還問題
講師: 成田千尋(立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員)
コメンテーター: 吉澤文寿(新潟国際情報大学教授)
秋山道宏(沖縄国際大学准教授)
【第二部】
タイトル: 朝鮮戦争「終戦」は可能か:韓国の新大統領就任を中心に
講師: 吉倫亨(韓国ハンギョレ新聞 国際部長)
コメンテーター: 梅林宏道(NPO法人ピースデポ特別顧問)
石田隆至(上海交通大学副研究員)
主催: 明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
■TEL:03-5421-5652 ■FAX:03-5421-5653
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開室時間: 平日10:00~18:00
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