連続セミナー
「復帰」50年国際シンポジウム
「外国人」問題から共生を考える:米国統治下から現在まで
沖縄では、日常的に人を「ウチナーンチュ」「ナイチャー」「ガイジン」といって区別することが多い。近年、海外からの労働者を見かけることが増えた。また、他府県に由来する人を「ウチナーンチュ」と明確に区別せよという主張も、県内外でみられる。「多文化共生」という言葉が沖縄でも聞かれるが、そもそも誰が沖縄で「外国人」とされ、いかなる扱いを受けてきたのだろうか。
米国統治下の沖縄では、諸権利から排除され、強制送還の適用を受けた「外国人=非琉球人」は、米軍関係者を除く、他府県籍者を含む沖縄県籍のない人であった。「復帰」により、他府県籍者は沖縄県籍者とともに「県民」となったが、日本国籍なき「非琉球人」は新たに「在日外国人」となり、現在まで差別されている。沖縄で人権・自由に基づく平和をめざし、「外国人」との〈共生〉を追求する際、これらは忘れてはならない事実である。
本企画では、「復帰」50年を機に沖縄から〈共生〉の知恵を創造するため、研究者と当事者を招き、沖縄の「外国人」管理制度の歴史を学び、当事者の経験を聞くことから始めたい。
日時: 2月11日(土) 13:00~16:30
場所: 沖縄国際大学3号館303教室 *オンライン(ZOOMウェビナー)併用
申込み: 要 こちらのURLより其々お申し込みください。
◆対面参加(定員50名)=https://forms.gle/5oMsHwWdGzCGe1yT6
※対面参加の際は、マスク着用・手指消毒・フィジカルディスタンスの確保にご協力をお願いいたします。
※申込人数、感染拡大状況により、オンライン参加をお願いすることとなる場合もございます。
◆オンライン参加=https://zoom.us/webinar/register/WN_D0W5hmRUQYOItHE0MHr32Q
参加費: 無料
共催: 科研費若手研究(課題番号:21K17955、研究代表者:土井智義)、明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
後援: 沖縄国際大学南島文化研究所
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<プログラム> 司会 秋山道宏 氏(沖縄国際大学准教授、明治学院大学国際平和研究所客員所員)
13:00 趣旨説明 土井智義 氏(明治学院大学国際平和研究所助手)
第1部 米国統治下の「外国人
13:05
「非琉球人」管理制度の概要/土井智義 氏
13:40
「非琉球人」として生きる:経験者へのインタビュー
内山照雄 氏(特定非営利活動法人 かりゆし結・元監査役)
古賀なゝ子 氏(刺しゅうの店 クレージーストアー・2代目代表者)
(聞き手)土井智義 氏
14:40
質疑応答
14:50 休憩 10分
第2部 「復帰」以降の「外国人」
15:00
沖縄に在留する朝鮮半島出身者の法的地位/金美恵 氏(東京大学大学院総合文化研究科・特任研究員、朝鮮近現代史)
1990年以降のグローバル化と新たな「外国人」管理制度/古屋哲 氏(世界人権問題研究センター研究員、人類学・移民制度研究)
16:05
総合討論
16:30 閉会挨拶 秋山道宏 氏
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「外国人」共生復帰50年シンポジウム
hukki50.kyosei@gmail.com
もしくは
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
■TEL:03-5421-5652 ■FAX:03-5421-5653
■URL:http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
■E-MAIL:prime@prime.meijigakuin.ac.jp
〒108-8636 東京都 港区 白金台 1-2-37
本館 9階
TEL: 03-5421-5652 FAX: 03-5421-5653
開室時間: 平日10:00~18:00
〒244-8539 神奈川県横浜市戸塚区上倉田町1518
8号館 3階
TEL: 045-863-2203 FAX: 045-863-2205
開室時間: 平日10:00~18:00
E-MAIL: prime[at]prime.meijigakuin.ac.jp
“[at]”部分を半角の“@”に変更してメールをお送りください。