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公開研究会 アフリカを知るシリーズ(1)
地球温暖化とアフリカ    〜西アフリカにおける漁業への影響〜
講師

PAPA GORA NDIAYEさん
ENDA(第3世界環境・開発アクション) 政策提言担当


日時

2007年 10月 19日 (金曜日) 18:30−20:00


場所
明治学院大学白金校舎 本館3階 1357教室  
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/index.html

備考

セネガルのNGO ENDAからのゲストと共に西アフリカの 現状を考えます。
セネガルのNGO, ENDAのホームページはこちら
http://www.enda.sn/indexuk.htm 



報告

セネガルのNGO, ENDAのホームページはこちら
http://www.enda.sn/indexuk.htm 

ENDA Third World パパ・ゴラ・ンジャイ  (参加者25名)
                          
・地球温暖化はICCPによれば、今や科学的に否定できない現象で、このままの状態の続くと、近未来においても、長期においても人類の経験のしてこなかった自然現象の変化が生じる。
・アフリカは世界の中で、こうした外部のショックに対してもっとも脆弱な地域なので、その生物、物理的変化、社会、経済的影響を受けやすい。発表は、1)物理的変化の現状、2)その社会経済的影響、3)NGOとしての対策提言の3部に分かれた。
1)海面の上昇と海流の変化、嵐・洪水などの天災の増加の可能性が高まる。すでに観察されている部分もある。
2)海面上昇では、西アフリカの場合、海岸部の漁村やインフラ、住居が海水で覆われ、埋没する可能性がある。海流では、魚の種類が変化し、すでに乱獲状態になるが、さらにとれなくなる危険も生じる(たとえば、メルー)。また、増加する種類もありうる(エビ類)。
3)対象としては、まず漁民や住民の利益に立った科学的、社会経済的インパクト分析を実施する。外的影響を受けやすい西アフリカ社会を強化し、新たな状況に適応できるようにする。ENDAとしては、乱獲を避け、対処できる能力を漁民・住民側がつけれるようにトレーニングを含めた持続可能な漁業部門プログラムに着手している。



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