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明治学院大学国際平和研究所(PRIME) 連続講座
「東日本大震災と私たち」
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2011年3月11日に東日本を襲った大地震、そのあとに続く津波や原発事故。無数の生命が奪われ、今も多くの人々が生存の危機に瀕しています。
様々な情報が飛び交い混迷を極めるこの時に、私たちは何を知り、何を考えるべきなのか。そしてどんな行動をとるべきなのか。PRIMEは、明治学院大学内外の人々に呼びかけ、東日本大震災と私たちについて、多様な視点から<議論>する場を開きます。
◆第1回
4月14日(木)13時30分〜15時30分 【会場 白金校舎2202教室】
Cafe du PRIME 特別篇「3・11 経験を共有する」
3月11日の地震から今まで、それぞれ経験したこと、感じたこと、考えたことを語り合う。
個人の経験をつなぎ、<私たち>にとっての3・11の教訓を紡ぐ。
実施報告 (PDF)
◆第2回
4月21日(木) 13時30分〜15時30分 【会場 白金校舎2202教室】
原発や核についてのドキュメンタリー映像を見て、制作者と語る
#上映予定「ドキュメント チェルノブイリ」(解説:高木仁三郎)。
チェルノブイリ原発事故の様々な映像を、日本において再構成し 解説した“高木仁三郎さんの遺言”
当日講師:荒川俊児(映像ドキュメント.com)
協力:映像ドキュメント.com (http://www.eizoudocument.com/)
実施報告 (PDF)
◆第3回
4月28日(木) 13時30分〜15時30分
【会場 白金校舎本館10階大会議室】
「原発危機の中の市民知・市民科学とは?」 実施報告 (PDF)
講師:
太田和俊さん
(明治学院大学法学部消費情報環境法学科教員 物理学担当/専門 素粒子物理学)
「放射線に対する基礎知識」
参考URL 明治学院大学法学部消費情報環境法学科ホームページ
「リレーエッセイ 放射線に関する基本的知識」
http://www.meijigakuin.ac.jp/~cls/essay/hon/no53.htm
http://www.meijigakuin.ac.jp/~cls/essay/hon/no54.htm
石井秀樹さん(明治学院大学非常勤講師/法政大学サステイナビリティ研究機構リ
サーチ・アドミニストレーター/専門 造園学)
「東日本大震災、福島第一原発問題をめぐる市民科学の組織化」
・講師略歴
太田和俊(おおたかずとし)さん
1998年 大阪大学大学院理学研究科 博士後期課程修了
1998年~2000年 京都大学基礎物理学研究所 非常勤講師
2000年~2001年 京都大学大学院理学研究科 日本学術振興会特別研究員
2001年~2002年 Massachusetts Institute of Technology (USA) 客員研究員
2002年~2004年 University of Wales, Swansea (UK) ポスドク研究員
2004年~2006年 理化学研究所 基礎科学特別研究員
2006年~2009年 東北大学大学院理学研究科 助教
2009年~ 明治学院大学 法学部 消費情報環境法学科 専任講師(現職)
石井秀樹(いしいひでき)さん
-2003.3 京都大学理学部地球惑星科学科 地質学鉱物学教室卒業(専門:岩石学、火山学)
-2010.3 東京大学大学院新領域創成科学研究科 自然環境学専攻卒業(専門:造園学)
2010.4- 法政大学サステイナビリティ研究教育機構リサーチ・アドミニストレー
ター(専門:造園学)
明治学院大学非常勤講師、西武文理大学非常勤講師
◆第4回
4月28日(木) 16時00分〜17時30分 【会場 白金校舎本館10階 大会議室】
「 "FUKUSHIMA" の教訓:メディアの役割とヨーロッパから見た日本の原発依存」
講師:ジョルジョ・アルバさん(核兵器廃絶運動 ICAN)
通訳:あり
大震災にみまわれた日本に対して、世界から支援の手がさしのべられ、沢山の励ま
しのメッセージが届きました。ところがここに及んで、日本を見る世界の人々の目
が、次第にいぶかしげになってきています。とりわけ問題になっているのは、福島で
進行中の原発災害に対する政府と国民の対応です。このセミナーでは、欧州の若い世
代の反核ネットワーク BANg 創設者の一人であるイタリアの若い研究者を招いて、今
の私たちの姿を見直す機会とします。