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戸塚まつり参加企画 「くらしの根っこに原子力がある」
〜鎌仲ひとみ監督作品『六ヶ所村ラプソディー』上映会〜

 

実施報告

日時:5月28日(土) 13:40〜17:00
29日(日) 11:30〜15:00
場所:横浜校舎8号館 821号室

流れ:Peace☆Ringから「内部被ばくについて」や「原子力発電サイクル」についての発表後、「六ヶ所村ラプソディー」の上映をしました。その後、みんなでディスカッションを行いました。

来客数:28日17人 29日14人 (Peace☆Ringメンバー、教員を除く)

一日目に話し合われたのは、放射線の風評被害について、原発事故による日本経済への影響について、メディア・情報発信についてなどです。特に興味深かったのは、情報発信についてです。大きい情報媒体であるTVなどから発信させられる情報だけではなく、個人個人がTwitterなどで流す情報は、べつの有力な情報源にもなり得るという意見がでました。つまり、たとえ個人でも、脱原発を訴える声を、Twitterなどを使って発信する可能性があるということに気付かされました。
二日目は、核拡散、代替エネルギー、自分が継続して何ができるかなどについて話し合われました。核拡散については、原発を保持すること、使用済みプルトニウムが残ることは、核兵器に転用できる可能性もあるという意見が出て、議論はヒートアップしました。原子力発電の核兵器への転用可能性は、今まで意識していなかったですが、「平和利用」と名付けるだけで核についての危機意識が低下してしまうことに気づかされた学生が多かったようです。しかし、それはそんなに簡単に図式化しないで、日本政府の政策や、アメリカ・アジアの地勢的な状況の変化など、ひろく議論の支えとなる基本情報を抑えておく必要もあるというアドヴァイスもありました。

 

国際学部3年、ピース☆リング 金指美佑


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