見えにくい未来、過剰なまでの消費と廃棄、働くことのイミが見えにくくなっている雇用、激しさを増す市場競争、食の安全性への不安、などなど。私たちの世界はいま「豊かさ」とは何かという、その再定義を迫られています。ヨーロッパで「豊かさ」・「幸福度」などの指標づくり研究グループなどを主宰してきたマルク・アンベールさんが、コンヴィヴィアリスム(Convivialisme、共に楽しく生きる)をキーワードにして、最近の豊かさに関するヨーロッパでの論議につい報告します。なお同氏は日本語で、共編著『脱成長の道-分かち合いの社会を創る』を出しています。
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