「土地・資源と暴力 Part 2 ― 原子力災害の分断・風化に抗して」
2013年3月25日 月曜日 13:30〜17:45
於:明治学院大学白金キャンパス本館10階大会議場
東京電力の原発事故により、広大な地域が汚染された。2年が経とうとするが賠償はおろか、被害実態の把握は、不十分なままである。その一方で、事故の風化は急速に進み、被害に対峙する人と忘却する人との溝が広がっている。前回1月のアフリカを取り上げたワークショップに続き、今回は国内に焦点を当て、汚染地帯にされた阿武隈高原の生活世界を追ってきた民俗学者や、アフガニスタンの取材から南相馬へのNGO活動へ転身したジャーナリストといった、原子力災害の暴力の諸相に対峙する二人の実態報告を踏まえ、政治・経済・文化・環境面から分断・風化に対抗するための知をさぐる。
プログラム
13:30〜15:30 セッション I 問題提起
あいさつ・ワークショップのねらい: 勝俣 誠 (PRIME所長)
発表者: 佐治 靖 (福島県立博物館/民俗学)
白川 徹 (日本国際ボランティアセンター/NGOスタッフ+ジャーナリスト)
司会: 中田 英樹 (PRIME助手)
15:30〜15:45 コーヒー・ブレーク
15:45〜17:45 セッション II ラウンド・テーブル
コメンテーター:
木下 ちがや (大学非常勤講師/政治学)
中田 英樹 (PRIME助手)
ジャン=ルイ・ラヴィル (フランス国立工芸院教授)
マーティン・デービッド (ドイツ・エッセン人文科学先進研究所研究員、PRIME研究員)
司会: 猪瀬 浩平 (PRIME所員)
(逐次通訳あり。プログラム変更の可能性あり。)
☆ 参加費無料、参加自由です。
主催: 明治学院大学国際平和研究所
E-mail:prime@prime.meijigakuin.ac.jp TEL 03(5421)5652 / FAX 03(5421)5653
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