社会学科

教員紹介

浅川達人 Tatsuto Asakawa
7-1018(ヘボン館10階):
03-5421-5356:
asakawa@soc.
http://www.meijigakuin.ac.jp/~asakawa/

  近年の研究テーマ

日本の三大都市圏(東京大都市圏,名古屋大都市圏,京阪神大都市圏)の社会・空間構造を,国勢調査,事業所統計調査などのデータを用いて分析し,高度経済成長期から現在に至るまでの日本の三大都市圏の構造変動の要因と方向性を明らかにすることを試みています。

また,科学技術振興機構の助成を受けて,「防犯活動に関する社会学的要因の検討」という研究を,2007年10月から2010年3月までの計画で行っています。地域特性に応じた持続可能な防犯活動のあり方を明らかにするため,小地域集計の社会経済データや社会調査データに基づき,防犯活動の水準や動員可能な社会的資源の分布を分析しています。


  担当授業

◆学部担当授業

◆大学院担当授業

  • 社会構造論研究1A1B
  • 社会学特講1A

  主な業績

◆著書

1 天川晃・高木保興・浅川達人(編)『市民と社会を考えるために』放送大学教育振興会,2007年
2 船津衛・浅川達人『現代コミュニティ論』放送大学教育振興会,2006年
3 原純輔・浅川達人『社会調査』放送大学教育振興会,2005年
4 船津衛・山田真茂留・浅川達人(編)『21世紀の社会学』放送大学教育振興会,2005年
5 倉沢進・浅川達人(編)『新編東京圏の社会地図1975-90』東京大学出版会,2004年

◆論文

1 浅川達人,2008,「多様性に寛容なコミュニティ:社会的つながりを構築するために」『社会学・社会福祉学研究』129号 pp.163-175
2 浅川達人,2008,「社会地区分析再考―KS法クラスター分析による二大都市圏の構造比較―」『社会学評論』234号pp.299-315
3 浅川達人,2008,「社会地区分析に用いるクラスター分析手法の比較研究―2000年北京市国勢調査データを用いて―」『社会学専攻紀要』第31号pp.79-111
4 浅川達人,2007,「統計の基礎-統計で調査をあきらめないために」森岡清志(編)『ガイドブック社会調査第2版』日本評論社
5 浅川達人,2006,「都市圏の構造変容-変化の方向とその論理」『日本都市社会学会年報』第24号pp.57-71
6 浅川達人,2005,「女性高齢者と地域社会」『生きがい研究』第11号pp.56-77
7 浅川達人・西三郎,2005,「血液透析患者の医療情報の授受に関する患者と医師の認知」『公衆衛生』第69巻第5号pp.394-397
8 浅川達人,2005,「血液透析患者の医療への参加」「患者会活動の意義と役割」「データの質」杉澤秀博・西三郎・山﨑親雄(編)『透析者のくらしと医療』日本評論社
9 浅川達人,2003,「人間関係を捉える」「近隣と友人」古谷野亘・安藤孝敏(編)『新社会老年学』ワールドプランニング
10 浅川達人,2000,「都市度と友人ネットワーク」森岡清志(編)『都市社会のパーソナルネットワーク』東京大学出版会

  メッセージ

カモノハシという動物をご存知ですか。哺乳類なのに卵を産みます。嘴がありますが,空は飛べず,水中を飛ぶように泳ぎ回っています。私は,なんだか自分がカモノハシであるかのように感じることがありました。高齢者研究に関わる方々からは社会老年学者として,血液透析に関わる方々からは社会調査屋として,建築やまちづくりに関わる方々からは都市社会学者として扱われるからです。私の専門とは何だろう?悩むこともありました。

でも今は大丈夫。社会学科にいるからです。伝統ある学問領域がもっていた「立ち入り禁止」という看板をやすやすと乗り越え,社会に対する自らの関心に忠実に研究を積み重ねることによって自らの立ち位置をつくってきた社会学。それを学び,社会に生起するさまざまな現象に関心を持ち,それぞれの方法でアプローチする先生方と学生さんに囲まれているからです。いろんな境界を乗り越えて,みなさんも,一緒に考えてみませんか。