社会学科

教員紹介

岩永真治 Shinji Iwanaga
1-0716(本館7階):
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iwanagas@soc.
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  近年の研究テーマ

第一に、(1)大都市都心部のまちづくり(ex東京都中央区月島地域、同港区高輪地域)や、(2)国境地域の地域づくり(exバスク、フランドル、与那国‐台湾地域)が、グローバリゼーション下の地域自治体の政策やNPO、ヴォランティア活動の影響を受けながら、どのようになされているのかについて、調査研究をしています。とくに(2)の研究は、「欧州共同体(=欧州連合)」や「東アジア共同体」の建設など、グローバルな地域regionの形成との関連で分析をすすめています。

第二に、「空間の社会的生産」「社会の空間的生産」というテーマに取り組んでおり、このテーマに関連して、都市や建物の建築‐開発行為、趣味領域の社会的構築、音楽とコミュニティの関係、電子空間上の自己変容とコミュニケーションの問題など、幅広く研究をしています。 また、障害者の地域復帰の問題にも、取り組んでいます。


  担当授業

◆学部担当授業(2008年度例、2009年度はサバティカル)

  • 地域社会論A
  • 地域社会論B
  • フィールドワーク演習
  • 専門書講読
  • 専門書講読(外国語)
  • 演習1
  • 演習2
  • 卒業論文指導

◆大学院担当授業(2008年度例、2009年度はサバティカル)

  • 都市と地域社会研究2A
  • 都市と地域社会研究2B
  • 研究指導(博士前期課程)
  • 研究指導(博士後期課程)

  主な業績

◆著書

1 単著『グローバリゼーション、市民権、都市―へクシスの社会学―』春風社、2008年
2 共著『地域社会学の視座と方法』東信堂、2006年
3 共著『都市の美学』平凡社、1996年
4 共著『近代日本社会調査史3』慶応通信、1994年
5 共著『名古屋―第二の世紀への出発―』東信堂、1990年

◆論文

1 単著「地域性をグローバルに創造する―沖縄県与那国町における地域政策の構想と展開―」明治学院大学『社会学部付属研究所年報』第39号、2009年
2 単著「沖縄県八重山郡与那国町における地域政策の現状と課題―グローバルな地域性の創造とローカルな生活主体のあいだ―」明治学院大学『社会学部付属研究所年報』第38号、2008年
3 単著「ヨーロッパ統合のなかの地域社会―バスク語の現状と課題をめぐって―」明治学院大学『社会学・社会福祉学研究』第127号、2007年
4 単著「ヨーロッパ統合のなかの国籍と市民権」同『社会学・社会福祉学研究』第119号、2005年
5 単著「環境と社会―分析的、展望的理解―」同『社会学・社会福祉学研究』第115号、2003年

◆翻訳

1 岩永真治編訳「<特集>民主主義、都市、市民権」明治学院大学 社会学・社会福祉学会編,Socially, 第9号, 2001年
2 D・ディドロ 岩永真治訳「都市」同『社会学・社会福祉学研究』第110号、2001年

◆その他

1 単著「これからの地域社会を東京都心部で考える」『白金通信』No 451、2009年
2 単著「地域社会に障害者はどのように復帰できるか」明治学院大学社会学部現代GP推進室『共生社会実現への教育支援と障害者雇用―都市部における地域社会の活性化への取組―』2008年
3 共著『現代社会理論における都市思想と都市文化』文科省科研費研究報告書、2002年

◆社会的活動

  • 東京都中央区月島地区草市実行委員会委員(2006~2008)
  • 東京都港区政60周年記念事業高輪地区実行委員会委員長(2006年度)
  • 沖縄県八重山郡与那国町比川集落まちづくりワークショップ共催(2006~現在)
  • 地域社会学会年報編集委員(2006〜2008)

  メッセージ

社会学は「社会科学」の一分野ですが、その探究の目標を達成するには、人文科学的な素養がとても大事です。わたしは、ドストエフスキー、ゲーテ、ルソー、ダンテ、シェイクスピア、古代ギリシアの著作家たちが大好きなのですが、それは、かれらの小説や文章が、人間と人間性、その歴史と社会の法則について深い洞察をあたえてくれるからです。


人間を観察するとき、社会現象のなかに法則のようなものを直感的にわたしが把捉するとき―もちろん、それらは仮説にすぎず「実証」されなければなりませんが―、かれらの文章がどこかで役立っていることに気づくことが多いのです。人間に興味をもち、その心と生活に関心をよせ、そして人間として迷い、この世界になにかを求めているとしたら、あなたはもう、社会学を学ぶ学生として最初の一歩を踏み出しているといってもよいかもしれません。