いま取り組んでいる研究テーマは三つあります。一つめは、生涯学習の公共性についてです。学校教育以外の領域における様々な形態の学習機会を、なぜ社会が支える必要があるのかという問題です。答えを見つけるとまたすぐにそれが次の問いへとつながるので、なかなか終わりが見えません。二つめは、コミュニタリアニズムの教育論です。人間が孤立した原子ではなく共同性に根ざした存在だと前提すると、どのような社会が可能になるのかを考えています。関連して連帯と共同性の違いについても考えています。三つめは、ボランティア活動と市民社会の関係です。ボランティア活動やNPOといった活動は社会のなかでどのような位置を占めているのか、それがどのような意味をもつのかという点に関心があります。番外として、ワークライフバランスについての勉強も始めました。研究テーマというよりも、今のところ当事者として悩んでいるというほうが正しいかもしれません。個人的な悩みがどこまで普遍的な問題につながるのか慎重に調べながら、国内外の議論をチェックしています。