社会福祉学科

教員紹介

松原康雄 Yasuo Matubara
本館7階 0708号室:
03-5421-5556:
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  専門領域およびその概要

◆ 児童福祉論

子どもの成長発達、子育てについて、その社会的支援を制度と実践の二つの側面から明らかにすることが児童福祉論の目標です。最近では、少子対策、子どもの虐待予防、対応などが着目されています。

◆ 近年の研究テーマ

・子育て支援から子ども虐待対応・支援へ

子育ては楽しいことも、大変なこともあります。この子育てを家族だけにゆだねるのではなく、社会が支援していくことが求められています。この社会的支援には行政だけではなく、地域社会や子育ての先輩、仲間による活動も含まれます。この活動は、子どもの虐待予防にもつながる側面があります。一方で、子どもの虐待への対応では、支援だけではなく、親の意に反した介入も必要な場合があります。子育て支援、子ども虐待対応に関する実践とそれを支える法や制度が研究課題です。


  担当授業
  • 児童福祉論A(春学期・白金・火曜日・4時限)(講義概要:シラバス
  • 児童福祉論B(秋学期・白金・火曜日・4時限)(講義概要:シラバス
  • ソーシャルワーク基礎実習(通年・白金・火曜日・1時限)
  • 社会福祉方法演習2(通年・白金・水曜日・1時限)
  • 実習1(通年・白金・火曜日・1時限)
  • 実習3(通年・白金・水曜日・2時限)

◆担当授業での使用テキスト・参考文献

・松原康雄 『少子社会化時代の児童福祉』 日本放送出版協会 2007年
児童福祉分野全体をみわたして、解説した内容になっています。単著ですので、筆者の立場や考え方を理解していただくには便利かと思います。

・松原康雄・山縣文治編著『児童福祉論』ミネルヴァ書房、2007年。
児童福祉分野全体の施策や実践についてわかりやすく解説してある本です。児童福祉論では参考書として使用しています。特に、子育て支援関係の施策にも一定量の記述がなされていることが特徴でしょう。

・松原康雄編著『養護原理』同文書院、2006年。
児童福祉分野の実践を中心に解説したものです。この分野の中堅・若手の研究者が執筆している点も特徴のひとつでしょう。全体的な制度枠組みが理解できてから、この本を読むと効果があります。


  研究業績

<著書>

  • 庄司洋子・松原康雄・山縣文治編著『家族・児童福祉論』有斐閣、1998年。
  • 松原康雄編著『母子生活支援施設』エイデル研究所、1999年。
  • 松原康雄・山本保編著『児童虐待 その援助と法制度』エディケーション、2000年。
  • 松原康雄・山縣文治編著『児童福祉』ミネルヴァ書房、2007年。
  • 松原康雄『少子化社会の児童福祉』放送大学、2007年。

<論文>

  • 松原康雄「児童福祉法改正と児童家庭福祉体系の見直しをめぐる課題」『社会福祉研究』 鉄道弘済会、1996年10月、第67号、14頁~22頁。
  • 松原康雄「公的介入とソーシャルワーカー―イギリス児童法の実施過程を題材に」明治学院論叢『社会学・社会福祉学研究』第100号、1997年3月、1頁~16頁。
  • 松原康雄「子育て支援ネットワークの役割と課題」『こども未来』財団法人 こども未来財団 1999年8月 6頁~9頁
  • 松原康雄 「子どもの権利擁護システムと情報公開」古川孝順編『子どもの権利と情報公開』ミネルヴァ書房、2000年 2月、33頁~46頁。
  • 松原康雄 「児童虐待対策と児童委員・主任児童委員の役割」 『国民生活研究』 国民生活センター 第46巻第2号 2006年9月

  社会的活動

<所属学会等>

日本社会福祉学会会員、日本子ども家庭福祉学会理事

<主な社会的活動>

  • 厚生労働省社会保障審議会児童部会委員(社会的養護のあり方検討委員会委員長、児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会委員長)
  • 東京都児童福祉審議会委員
  • 神奈川県児童福祉審議会委員
  • 横浜市児童福祉審議会委員
  • 横浜市子育てSOS連絡会会長(横浜市要保護児童地域対策協議会)

  プロフィール

大学は日本社会事業大学に行きました。しかし、入学当初から社会福祉に関心があったわけではなく、あるきっかけで「変わった大学」というイメージで知っていたことが、「一般大学」には行きたくないというまったく生意気な浪人生である私の動機でした。入学後、多くの友人がこの思い上がりを修正してくれました。何人かの友によってあらためて社会福祉を学ぶ大学に入学したといってよいでしょう。その後、本学の大学院から教員になりましたが、「現場」からは離れないようにしています。大学院生時代から10年以上、児童相談所に通ったことはよい思い出とともに、大きな財産となっています。