◆ 社会保障論
社会保障論は社会福祉学科において最も範囲の広い分野だと思います。社会福祉や公的扶助、社会保険や公衆衛生や住宅政策等まで社会保障に含まれます。個人的にも、広く社会保障一般を専門とします。とりわけ、世界で最も先進の福祉国家である欧州諸国を中心とした国際比較研究に従事してきました。とかく国内的な性格の強い社会保障、社会福祉の領域にあって、かねてから国際的な研究に従事してきました。一般的な社会保障論が極めて国内的な性格であるのに対して、「国際社会保障論」なる新たな学問領域を構築しつつあります。
現在は社会保障論Aを総論として社会保障一般に関する基本構造を解説し、社会保障論Bでは各論として年金、健康保険、失業保険、労災保険、介護保険、児童手当、生活保護等に関して制度ごとに紹介していく。社会保障は範囲が広く、改革が急でもあり、最新の情報を基にしている。
◆ 近年の研究テーマ
1957年埼玉県生まれ。
立教大学経済学部卒業後、早稲田大学大学院商学研究科博士前期、後期課程で労働経済論と社会保障論を研究。
その間、1984年ベルギー政府給費生としてルーヴァンカトリック大学社会保障法研究所研究員となり、1986年ルーヴァンカトリック大学Ph.D(法学博士号)取得。
1988年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学と同時に、大分大学経済学部助教授に就任。
その後、1990-91日本学術振興会派遣研究員としてルーヴァンカトリック大学客員研究員。1992-93年ベルギー政府招聘研究者としてルーヴァンカトリック大学客員教授として講義(“Social Protection in Japan”)と補足給付制度に関する国際共同研究プロジェクトに参画。
1997年大分大学経済学部教授、同年早稲田大学商学博士号取得。
1998年東洋英和女学院大学人間科学部人間福祉学科教授。
2002年より明治学院大学社会学部社会福祉学科教授。
2006-07年ルーヴァンカトリック大学客員教授として講義(“Modern Japanese Law”)と研究に従事。2008年明治学院大学社会福祉学科主任。