精神障害者の自立と社会参加を支援するために、精神保健福祉領域の歴史・知識・思想・方法を学びます。特に精神障害者は他障害者に比較し、長期に渡り医療や保健の対象とされ、福祉の対象とはされてこなかった経緯があります。そのため、あらゆる領域で支援に遅れがみられます。精神障害者の社会的入院を解消し、社会的復権を取り戻すために専門職として資格化された精神保健福祉士についても資格化に至るきっかけとなった事件を基に、倫理綱領の成立過程、求められる役割業務について学びます。
障害者自立支援法が2006年4月から順次に実施されてきていますが、理念を実践していくためには大きな課題を残しています。精神障害者にとってどのような課題が解決すれば住みやすい生活が生まれるのでしょうか。支援の方法も併せて学び、開発をおこないます。
◆ 近年の研究テーマ
主に精神科臨床領域を中心に活動してきました。精神病院に始まり、保健所(現:精神保健福祉センター)・地域に精神障害者のための共同作業所や家族会等の創設を支援してきました。現在は、本学の他に障害者の地域生活を支援する活動を社会福祉法人JHC板橋会の理事として障害者の『働きたい』を支援しています。
資格:
精神保健福祉士(登録番号 02803)、SST普及協会認定講師取得(登録番号18)
障害者生活相談員(登録番号 第6-309号)
所属学会:
日本精神保健福祉士協会(1978年)、日本社会福祉学会(1992年)、SST普及協会(1995年)、日本職業リハビリテーション学会(1998年)、日本精神障害者リハビリテーション学会(2001年)、日本認知療法学会(2005年)。