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2010年春から社会学部付属研究所の特別推進プロジェクトが始まります。社会学部両学科の教員有志を中心に大学内外の研究者とともに、都心部、郊外、過疎地における人々のつながりと助け合いについて学ぼうという企画です。昨秋より、そのプレイベントとして都内近辺のフィールドトリップが催行されています。
この案内を見ていて感じたのは、白金校舎から歩いて行けるところには、絶好の街歩きスポットが実にたくさんあるということです。泉岳寺、麻布十番、プラチナ通りなどの有名なところはもちろん、駅に向かう通学路の曲がり角を一本変えるだけでも新たな風景に出合えます。自然教育園や畠山美術館など少し高尚に行くもよし、大学周辺のスイーツを集めてきて、学内で食べ比べてみることも可能です。
社会人になるとなかなかできないフィールドトリップを手近なところから始められることは、実は重要なことだと思うのです。
人生では、常に目標を決めてから動き出すとはかぎりません。むしろ、試行錯誤の中で目標をつくることは大きな課題になりえます。そのためにも、歩いていける範囲の中で、少し気軽に新しいものに触れることは、次のステップへの準備になります。
そのために、この大学の中でも、少し手を伸ばしていただくだけで、新しいものに出会えるような工夫がいくつも存在します。地味な授業科目に関するところから言いますと、たとえば「専門書購読(外)」という半年間のゼミ形式で外国語の専門文献を読むクラスがあります。英語を読むゼミというと敬遠したくなっても、ゼミとは別で半年ですから、少し気楽です。ゼミを選ぶ前の2年生が教員を知るために履修することも、就職活動を終えた4年生が後期だけ受講することもできます。2010年度からは英語が苦手な人向けに初心者クラスも増えましたので、ぜひ、シラバスを確認してみてください。
また、「社会学特講」では、テレビの番組制作で現在活躍中の方々など、多様な方に講義をお願いしています。こちらも、ぜひ、シラバスを読み比べてみていただければ幸いです。
授業以外にも、社会学部の学内学会では、学生代表を中心に、ときには教員やOBの協力を得ながら、毎年、自分たちの企画を行っています。
大学全体をみると、ボランティアセンターや国際平和研究所などが、ほぼ毎月のように多くの活動を展開しています。カフェスタイルの集まりなどの他、大学周辺の街から外国まで、本学学生なら誰でも参加できるツアーもあります。もちろん学生サークルも含めて、学内の廊下にある掲示板を見るだけでも、新しい世界に触れるチャンスは広がるはずです。
ここには、行動力にあふれる人はもちろん、そうではない人にも、次のステップへのきっかけがあります。新しい年度を迎えるこの時期、まずは、小さな一歩から始めてみませんか。
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