ゼミ選考基準について(2009.10.27.)


今年度も何時間もかけて、ものすごく悩んでやっと選考を終えました。
選ばれなかった方は大変申し訳ありません。面接後に、甲乙つけ難く今年も大変だ・・・と思ったのですが、まったくその通りで難航しました。

参考のために、選考時に基準として考えたことを記しておきます。


・単位が50単位前後である場合はよほどそれを埋め合わせる何かがなければ採用しない。
=>これまで、単位が低くてもやる気があるなら!と思って採用することもありましたが、これまでの経験からいうと、単位が少ない人は、ゼミで遅刻が多くなる、欠席することがある、留年することがある、というようなリスクが残念ながら非常に高いです。

・ミクマク系の講義を落としている(D評価)のはマイナス評価
=>金融論や国際金融論を学ぶにはミクマクの基礎が必要です。

・逆にミクマクの成績が良い、数学の成績がよい、というのはプラス評価

・レポートを規格どおりに仕上げていないとマイナス評価(手書きと書いてあるのにワープロだったり、大きさが違うなど)

・学生にはディベートのときの感想を聞きました。ゼミは学生のディスカッションで成り立つので、発言できるかどうかはとても大切です。
=>ただし、学生の判断でゼミの採用を直接決めることはしていません。あくまでも、誰が司会をしたか、発言をどれくらいしていたか、といった判断材料を提供してもらっただけです。

・面接はやる気のあること、金融に興味のあることを示した場合はプラス、レポートは文章がしっかりかけていないと(誤字がある、口語的すぎるなど)マイナス、その他にも、公開ゼミの感想や、申請書も参考にしました。

・最後まで採用したいなと迷った方が何人かいましたが、卒論指導のことを考えるとあまり人数を増やすこともできず、残念ながらあきらめました。落ちた方は、これに懲りず、どうぞ自信をもって他のゼミの二次募集に応募し、ぜひゼミ生活を送ってください。佐々木ゼミの応募のために時間を使っていただきありがとうございました。来年度に金融論、国際金融論などでお会いしたときにはどうぞ声をかけてください。

佐々木百合