ふつふつブログ

2011年4月26日

フランス文化への理解を深めるために、これまで4回のワイン講習会を行ってきました。 企画立案からワイン業者との打ち合わせ、宣伝、講習会当日の会場設営まで、フランス文学科の学生有志によって行われたこの会は、参加者である学生たちも、まるで講義に臨むかのように熱心にソムリエの話しを聞き、ノートを取り、楽しい雰囲気の中にも、熱意が感じられる有意義な会となりました。

ラベルの読み方やコルクの抜き方といったワインを楽しむ基本から、年代や地方、格付けによってどのような違いがあるのかといった知識までを学び、実際にワインを試飲しながら、学生たちは頭だけでなく味覚や嗅覚、視覚を通してフランスを身近に感じていたようです。 また第3回目からは、フランスからワインの生産者が講習会に参加してくださり、フランスで実際にワインの製造を行っている方たちの生きた言葉を直接聴くという、おそらく日本の大学では他に類を見ない貴重な体験をすることもできました。 講習後のアンケートでも、「ワインの見方が変わった」「別のテーマでも参加したい」という意見が多く見られ、意欲的な学生たちの参加により、定例化しつつある企画となっています。 文責:塩谷祐人(大学院博士課程在籍)

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