ふつふつブログ

2013年3月26日

2013年3月18日、文学部フランス文学科の卒業式が、入学式同様、白金キャンパスのチャペルで行われました。

卒業式の際、学長先生が紹介して下さった「夜と霧」の話。精神の自由をこれからも持ち続けて欲しいという言葉を聞いて、自分のやりたいことをやることができた4年間に感謝すると同時に、明治学院大学で実践ができたその「自由」を卒業後も忘れないようにしようと心に決めました。

式の後は教室でフランス文学科の卒業証書授与式が行われ、フランス文学科の先生一人ひとりから卒業生へのお言葉を頂きました。一人ひとりのお話が胸に沁み、心に残っています。

フランス文学科は、いろんな友人たちとの出会いの場でした。国際交流や海外ボランティアに励んでいた人、音楽の道を究めようとしていた人、フランス語圏に留学した人などなど。ソムリエを目指して大学を去った友人もいました。

それぞれが、自分の道を自分で選んで歩き始めようとしていました。そして、そんななかでいつもそばにいて支えてくれたのが、両親はもちろんのこと、先生方や友人たちでした。1人ではなく大切な人たちと一緒だったからこそ、頑張ることのできた4年間だったと思います。

そんな先生方や仲間たちとの別れを惜しむために、卒業証書授与式の後、プラチナ通りにあるお城のようなレストランで、フランス文学科の卒業パーティが開かれました。

そこでは、先生方へ今までの感謝の気持ちを伝えるとともに、これからの話をしたり、アドバイスを頂いたりもしました。ご飯も美味しくお洒落な内装のレストランで、とても素敵な時間を過ごしました。

フランス文学科の先生方は、私たちの話をよく聞いて下さり、そして色々な経験を話して下さいます。フランスのことだけではなく、恋愛の話、人生の話、ちょっとした出来事…なんでも話すことができ、自分の知らないことをたくさん学ぶことができました。すべての先生が、「卒業しても研究室に遊びにきてね」と言って下さり、卒業でこの関係が途切れるのではなく、これからも続いていくのだということが、とても嬉しかったです。先生と学生とのあいだに、とてもざっくばらんで、でもとても深い関係が築けるということ。これが、フランス文学科の一番の特徴だと思います。

4年間たくさんの人に支えてもらったことに感謝し、これから新しい道で頑張ります。

ありがとうございました。

4年 R・K

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