私は現在医療コンサルタントの会社に勤務しています。大学4年間をふりかえってみて、自身の学びたい分野を深く追求できたと感じています。
卒業論文では、フランス演劇と言語の関係について取り上げました。きっかけは、言語学を学ぶゼミに入っていて、フランス語の歴史や言語学の基礎を学んでいたことと、サークル活動で演劇にかかわっていたことです。演劇と言語学を結びつけて卒論のテーマにすることを、最初は少し強引かと思い案じていたのですが、ゼミの先生は意志を尊重して後押ししてくださいました。このことも含め、明学仏文での4年間は自分がやりたいと思うことを存分に実現できる時間でした。この先も、自身の気持ちを第一に、大切に時間を過ごしていきたいと思っています。
フランス文学科から医療系の方面に進むのは少し唐突に思えるかもしれませんが、日本とフランスの医療分野でのつながりは深く、私としてはこの経験を糧に、いずれ大好きな国フランスの医療に貢献していきたいと考えています。