●マーサ・C.ヌスバウム著、小沢自然・小野正嗣訳
『経済成長がすべてか? ―― デモクラシーが人文学を必要とする理由 ――』
グローバル市場での競争力を維持するために各国があらゆる無駄の切り棄てを余儀なくされる時代,短期的な利益の追求を国家が最優先する状況のなかで,人文学と芸術は無用の長物と見なされている.そのことが私たちの社会にもたらすものとは,なにか.科学や技術と同じくらい重要な,強い経済と繁栄のために真に求められるものを提示する.
(岩波書店ホームページより:http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/9/0227930.html)