幻のレストラン「アンダンテ」 | ||
「幻のレストラン」−そう呼ばれる小さな洋食屋が戸塚にある。名前は「アンダンテ」│ 店の歴史は古く、現在の店長の高橋みち代さんの父が、1938年(昭和13)に横浜の伊勢佐木町に「新開亭」を開店したところから始まる。戦時中に空襲で店を失い、勤め先の関係で戸塚へ。戦後の食糧不足の中、安くおいしいものができないかと思案。当時横浜駅前で何でも50円で出して話題になっていた「片手食堂」にならい、カレー1杯50円で開店。安い食事を豪華な雰囲気で味わってほしいと改築し、現在の姿となった。
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