9日に行われた第2回は、第1回を上回る大勢のお客様を迎え、今でも親しまれている明治の歌を中心にお楽しみいただきました。
3回目は器楽曲です。明治終わりから大正期にかけて、日本の音楽受容の中で大きな位置を占めたマンドリン・ギター音楽と、皆様おなじみの「春の海」です。
「春の海」は昭和7年に来日したフランス人ヴァイオリニストが宮城道雄とレコーディングしたSPレコードに基づいた演奏を予定しています。
どうぞお聴き逃しなく。
第3回 西洋の音・日本の響き
日時:2013年11月16日(土) 13時/15時
〔会場〕展示室内
〔出演〕高柳未来 (マンドリン)
益田正洋(ギター)
藤村政芳(ヴァイオリン) 東京フィルハーモニー交響楽団 首席第2ヴァイオリン奏者
篠塚 綾(箏) 邦楽創造集団オーラJ団員
〔解説〕林淑姫(展覧会企画構成、明治学院大学非常勤講師)
〔プログラム〕
- 萩原朔太郎 機織る乙女 (1915頃) 〔マンドリン独奏〕
- A. サルコリ 月に向いて (1925) 〔マンドリン独奏〕
- 武井守成 軒訪るる秋雨 (1924) 〔ギター独奏〕
- 武井守成 落葉の精 (1927) 〔ギター独奏〕
- 宮城道雄 春の海 (1929) ルネ・シュメー編曲 (1932) 〔ヴァイオリン、箏〕