発行年 |
【著書および書籍所収の論文】 |
掲載書籍・雑誌等 |
web |
単著 |
2022 |
生殖技術と親になること―不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤 【第11回日本医学ジャーナリスト協会賞2022年大賞受賞】 |
(みすず書房) |
web |
2012 |
生殖技術――不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか |
(みすず書房) |
web |
2010 |
妊娠を考える――<からだ>をめぐるポリティクス |
(NTT出版) |
web |
1999 |
文化としての生殖技術――不妊治療にたずさわる医師の語り 【第20回山川菊栄賞受賞】 |
(松籟社) |
|
共著 |
2019 |
「第3章 生殖管理の戦後――優生保護法成立前の中絶と主体をめぐって」 |
坪井秀人編『戦後日本を読みかえる4 ジェンダーと生政治』(臨川書店) |
|
2017 |
文科省/高校「妊活」教材の嘘 |
西山千恵子・柘植あづみ編著(論創社) |
web |
2010 |
How Japanese Women Describe Their Experiences of Prenatal Testing |
In M. Sleeboom-Faulkner ed., Frameworks of Choice: Predictive and Genetic Testing in Asia, Amsterdam, Amsterdam University Press, pp.109-123.
|
web |
2009 |
妊娠―あなたの妊娠と出生前検査の経験をおしえてください |
柘植あづみ・菅野摂子・石黒眞里共著(洛北出版) |
web |
翻訳・その他 |
2012 |
物語を通して遺伝子技術を解釈する |
Lundin, S. and Ideland, M.編、粟屋剛ほか訳『遺伝子工学と社会: 学際的展望』(溪水社)所収(担当89-102頁)
|
|
|
【学術論文】(最近のもの) |
2021 |
Women's decision-making and their experiences in the changing socio-technical system of prenatal testing in Japan, 1980s to 2010s |
ICON: The Journal of the International Committee for the History of Technology,26(2):62-80 |
web |
2020 |
法制度からみた出生前診断,着床前診断 |
『周産期医学』東京医学社、50(1):45−48 |
|
2019 |
リプロダクティブ・ライツとは何か |
『現代思想』青土社、9月号:99−107 |
|
2019 |
ささやかな欲望を支える選択と責任――卵子提供で子どもをもつ理由―― |
『思想』岩波書店、1141巻:27−49 |
|
2018 |
人の受精卵ゲノム編集を進める前に社会が努力すべきこと |
『生命と倫理』5巻:61−67 |
|
2018 |
拡張する生殖医療に必要な倫理的視点とは何か |
『医学のあゆみ』医歯薬出版、264(3):273−275 |
|
2017 |
「卵子の老化」説から考える年をとることへの恐れと生殖医療技術の拡大の関係 |
『学術の動向』22(8):46−51 |
web |
2017 |
女性の健康政策の20年―リプロダクテイブ・ヘルス/ライツから出生促進政策まで |
『国際ジェンダー学会誌』14号,pp.32−52 |
web |
2017 |
災害対応にジェンダー・多様性の視点を導入するために必要なこと―東日本大震災の支援者への聞き取り調査から |
『研究所年報』47号,pp.195−213 ,明治学院大学社会学部 |
|
2016 |
少子化対策の教育への浸潤 「医学的・科学的に正しい知識」とは |
『現代思想』44(9),pp.218−227 |
|
2015 |
Considering the Social Background of Prenatal Tests in Japan |
The Meiji Gakuin Sociology and Social Welfare Review, 145, pp.137-164 |
web |
2014 |
生殖補助医療法案について考える |
『現代思想』9月号(青土社)42(13),60-67頁 |
|
2014 |
Patient-Centered Development? Comparing Japanese and
Other Gynecological Examination Tables and Practices |
East Asian Science, Technology and Society: An International Journal (2014) 8:pp.323–345 with Kyoko Mimura, Minori Kokado, Hyunsoo Hong, and Chiungfang Chang |
web |
2014 |
諸外国の出生前診断の状況とその背景(二階堂祐子との共著) |
日本医師会雑誌,143(6),1166-1170頁 |
|
|
【その他】(最近のもの) |
2020 |
不十分すぎる…精子・卵子提供で生まれた子どもの親子関係を定める法案の「大きな課題」 父・母が誰かを決めるだけでいいのか |
柘植あづみ著、現代ビジネスオンライン 2020.11.16 |
web |
2020 |
ビジネス化する「新型出生前検査」、無認定施設が急増している深刻な事情 市場原理と医の倫理を考える |
柘植あづみ著、現代ビジネスオンライン 2020.9.12 |
web |
2018 |
拡張する生殖医療に必要な倫理的視点とは何か |
柘植あづみ著、『医学のあゆみ』264巻3号pp.273−275. |
|
2016 |
「東日本大震災女性支援ネットワークによる支援者調査」 |
池田恵子+柘植あづみ共著、BIOCYTY 67号「災害とジェンダー特集」pp.46-56. |
web |
2014 |
妊娠と出生前検査に関するアンケート調査2013 単純集計結果報告書 |
妊娠と出生前検査の経験に関する調査研究会(柘植あづみ、 石黒真里、井原千琴、白井千晶、菅野摂子、田中慶子、渡部麻衣子 |
web |
2013 |
東日本大震災「災害・復興時における女性と子どもへの暴力」に関する調査報告書 |
東日本大震災女性支援ネットワーク
調査チーム報告書II
(文責:吉浜美恵子・ゆのまえ知子・柘植あづみ・正井禮子) |
web |
2012 |
東日本大震災における支援活動の経験に関する調査報告書 |
東日本大震災女性支援ネットワーク
調査チーム報告書I(文責:池田恵子・柘植あづみ) |
|
|
【最近携わっている主な研究テーマ】 |
|
生殖医療技術の利用における選択―新しい技術の受容・拒否・躊躇(文科省・学術振興会科学研究費補助金、基盤研究(B)(2020−2023年)(研究代表者) |
生殖医療技術はこの半世紀絶え間なく進歩し、さらに再生医療、移植医療、ゲノム医療とも密接に関わり、妊娠・出産のみならず多くの人の人生の多様なステージに関わるようになった。本研究では、人の配偶子(卵子や精子)、受精卵、胚が贈与されたり、商品として授受される現在の状況を踏まえて、いくつかの国や地域を対象にして、生殖医療技術を使って子どもを持とうとしている人、生殖医療技術を提供している医師やその他の医療者、生殖医療技術を規制する法律や各種の指針を定める人を対象に、アンケートとインタビューによってその意識や価値観を探り、実際の運用状況を調査し、なぜ生殖医療技術が現在の形で実施されているのかを考察する。 |
web |