2009年度 演習(ゼミナール)
ゼミ対抗スポーツ大会で準優勝!
10月10日(土)に白金校舎パレットゾーンにおいてスポーツ大会が開催されました。わが高橋ゼミからは、ゼミ連役員でゼミ長のY君のほかに、男性の勇士(=有志)諸君若干名が鈴木ゼミと合同テームを編成して参加し、なんと(!)準優勝(=第2位)という快挙を成し遂げました!わがゼミにとっては、2007年度の優勝に続く栄誉であります。わがゼミの栄誉のために敢闘してくれた諸君の活躍をここに記して、讃えたいと思います。
左の写真は大会本部席。いつものように、ゼミ長のY君が頑張っています。右の写真は小さくて分かりにくいですが、ゼミ合宿のときに「すき家」でのんびりしすぎて電車に乗り遅れそうになったH君の姿が見えます。この大会では、もう1人のH君とともに大活躍し、準優勝の栄誉をもらたしてくれました。
左の写真は、その(もう1人の)H君がサーブを打っているところ。長身の彼は、トランプ手品が上手なだけでなく、運動神経も抜群です。右の写真で、イタチのように床に寝転がっているのはY君(=ゼミ長ではない方のY君)です。いつもいい味を出しています。そして、隣りで(なぜか)呆然として立っているのがS君です。呆然ではなく、唖然としているのかも。
左の写真では、右端にK君の勇姿が辛うじて写っています。K君やS君の活躍も勝利に貢献しました(と聞いています)。右の写真では、ゼミ長のY君がもう1人のY君とじゃれています。その横でS君がいつものように静かに微笑んでいます。
今回スポーツ大会で活躍したゼミ生諸君の栄誉を讃えるために、11月に祝賀コンパを開催することになっています。
ゼミ合宿
昨年のゼミ合宿は8月下旬に実施したが、今年は9月26日〜28日に行なった。理由はいろいろあるが、学生さん達も私も8月はいろいろ忙しかったというのが一番の理由。実は、9月に入ってからも、私は4日から12日まで白金法学会の後援を受けて、NGO「メコン・ウォッチ」主催のスタディーツアー参加のためラオスに出かけたり、中旬〜下旬には卒業生の結構式があったり、他大学の法科大学院でゲストスピーカーとして講義をしたり、これまた結構忙しかった。そうこうしているうちに、夏休みは終わってしまい、今年は秋学期の初っぱなにゼミ合宿を行うことになった。
第1日(9月26日)
土曜日なので、人出が多そうだと思い、早めの11時半に小田原駅改札前に集合。少々暑いくらいの良い天気。定刻にはほぼ全員が揃ったが、それでも、寝坊したり、買い出しで遅れたりした人がいたので、12時頃まで待って、昼食および小田原市内観光に出発。
総勢21名が入れるような大きなお店はなさそうなので、適当に分かれて昼食。私は男子学生数名と一緒に「だるま食堂」で天麩羅を食べる。有形文化財の建物が渋い。その後、小田原城見学。天守閣に登ったところで、一緒にいた学生が他の学生グループに電話連絡。結局、大部分の学生がぞろぞろと小田原城に集まってきたが、集合時間までズーーーッとゲーセンで遊んでいたグループもいた様子。もちろん、自由主義の社会なので、どうぞご自由に。(笑)
14時45分に伊豆箱根鉄道大雄山線の改札口に集合ということにしてあったが、男子学生2名(H君とH君)が定刻になっても来ない。さっき昼飯を喰ったばかりなのに、腹が減ったと言ってどこかに牛丼を食べに行ったらしい。電車の発車ベルが鳴って、もはやアウトというときに、ようやく現れる。ぎりぎりセーフ。「すき家でのんびりしすぎました」とはH君の呑気な弁解。
小田原駅15時発の伊豆箱根鉄道大雄山線に急いで乗り込み、大雄山駅まで単線の長閑な旅。黄色い稲穂や彼岸花が秋を感じさせる。大雄山駅前からはバスに乗って道了尊へ。樹齢何百年の杉が立ち並ぶ森の中を進む。まさに深山の名刹。バスを降りてから、長い石段を登る。荷物の多い女子学生はさぞ大変だっただろう。
16時 上山。部屋に行って、荷物を置く。男子は18畳の大きな和室二つ、女子はこぢんまりした和室三つに分かれる。ゴキブリがたびたび出没。
16時過ぎ 入浴。木造の渋い浴室に入ると、既に何人かのお坊さんが入っていた。僧侶と一緒に入浴するというレアな体験。
17時30分 薬石(夕食)。いわゆる精進料理。ガンモドキや野菜の煮付けは旨いが、座敷で正座をして、お坊さんと一緒にそそくさ食べる。足はしびれるし、なかなか料理を味わうだけの余裕なし。
19時 座禅道場で座禅。若い雲水が座り方について説明をする。
21時 開枕(就寝)。皆疲れていたせいか、夜更かしすることもなく、床に就いたが、眠りは浅かったようだ。翌朝は4時半に起床しなければ・・・。
第2日(9月27日)
今年も放散日(お坊さんの休日)に当たったため、4時半の振鈴はなし。
4時20分頃 起床。顔を洗う。寒い。
5時 道場で暁天(座禅)。
6時 朝課。学生さん達にとっては、本堂での正座が一番つらかったのでは?
朝のお勤めの後、本堂から移動、結界門をくぐって、道了尊の祀ってある御真殿で祈祷。そこは密教の世界。
7時10分 小食(朝食)。お坊さんと一緒に正座してお粥をいただく。学生さん達の足のしびれは限界に達していた様子。(いてて・・・。)
8時 作務。便所掃除、本堂掃除、前庭の箒がけ。
9時 後堂老師の法話。「空」について。
9時半 下山。予定より遅れて、10時過ぎにバスに乗り、電車に乗り換えて再び小田原へ。
小田原駅で東海道線普通電車に乗り、熱海経由で三島まで移動。正午少し前に三島に到着。今年は時間的な余裕を十分確保。14時まで自由時間とする。学生さん達の中には「不二家」でコーヒーを飲みながらズーーーッとだべっていたグループもいたようだが、やはり自由主義の社会なので、どうぞご自由に。(爆) 私は例によって駅前で「釜揚げシラス丼」を堪能してから、ひとりで三島大社まで清流沿いにぶらぶら歩く。境内の売店でソフトクリームを買った後、楽寿園に向かった。昨年は時間がなかったので、入れなかったが、今年は初秋の昼下がりの庭園で自分なりの自由主義を満喫した。
伊豆箱根鉄道駿豆線、14時21分三島発の普通電車で修善寺へ。私は今度は個人主義に徹して、乗務員室のすぐ後の座席をゲット。運転席からの展望を楽しむ。駿豆線も大雄山線同様の単線。三島市内を出ると、左右に稲穂が輝く。途中で「伊豆踊り子号」とすれ違った。だから何だ?と言われれば、それまでだが・・・。15時少し前に修善寺に到着。15時15分発の無料送迎バスでホテルへ。
15時50分頃、ホテルに到着。今年はコッテージが改修中のため、ホテル棟に泊まる。各自部屋に荷物を運んでから、早速、会議室で16時15分から勉強会。まず、S君が「自由論―ミルを出発して考える―」という中身の濃い報告をする。バーリンの二つの自由概念や、サルトル、マルセル、レヴィナスなどのフランス思想にも論及するレベルの高い報告だった。続いて、ゼミ長のY君を中心とするグループが「殺害の資格―「罪と罰」「DEATH
NOTE」などにみる殺傷行為肯定論―」という議論触発型の報告をする。はじめは、なかなか意見が出なかったが、やがて最乗寺での法話との関連で、殺生戒の限界、生かされていることの意味、動物の生きる権利等について興味深い意見交換が行われた。結局、19時の夕食直前まで熱い議論が続いた。
19時より、ホテルのレストランで夕食。お寺の精進料理の後だっただけに、予想以上に立派な洋食に感激。スープ、チキン、魚料理に、デザートのコーヒーとケーキまで付いて、女性軍も大満足。世俗の世界の喜びを味わう。お寺での沈黙の時間も貴重だが、おしゃべりしながらの食事も楽しい。それにしても、男どもはレストランでご飯を何杯もおかわりしてたりして、本当に健康的な奴らだ。
夕食後、ホテル前の駐車場で花火を楽しみ、各自風呂に入って、21時半頃から懇親会。睡眠不足のため、睡魔に襲われつつも、発泡酒やワインや焼酎を飲みながら、楽しく語り合ったり、トランプをした。このとき、H君がトランプ手品の名人であること初めて知った。それから、H君から教えてもらった「一休さん」「七五三」というゲームでかなり盛り上がった。しかし、残念ながら、私にはもはや若い人たちとつきあうだけの体力がなかったので、1時頃就寝。学生さん達の中には、4時頃まで起きていたグループもあったようで、まさに若さの証。それにしても、一体何を話したのだろう?
第3日(9月28日)
外は小雨模様。各自起床後、レストランでバイキングの朝食。私は7時半頃食べに行ったが、学生さんはまだ誰も来ていなかった。この日は月曜日だったので、授業のある学生さん達は8時のバスで出発。残った学生は9時に会議室に集合。ところが、平日なので、次の送迎バスは10時05分発。その次になると、何と13時20分!これは大変だというので、慌ててチェックアウト。秋学期の予定について簡単に話し合ってから、10時05分発のバスで、修善寺駅へ。三島まで電車で行って、そこで解散。ちなみに、私はS君と駅前でまたまた「釜揚げシラス丼」を食べてしまった。
昼食後、適当に電車に乗って、三島から熱海へ行き、熱海で東京行きに乗り換える。とにかく眠い。東京行きの電車では爆睡してしまい、気がついたら横浜に着いていた。皆さん、お疲れ様でした。
(写真提供:佐野さん他)
2008年度 演習(ゼミナール)
ゼミ合宿
2008年8月22日から24日まで大雄山最乗寺およびラフォーレ修善寺においてゼミナール合宿を行った。基本的には昨年と同じパターンだが、宿泊の予約をはじめ、合宿の企画・準備は、ゼミ長を中心とするゼミ幹事グループがすべてやってくれた(えらい!)。以下はその報告である。
第1日(8月22日)
12時に小田原駅東口に集合。天気は曇りがち。「東口ってどこだかわかるかな」と心配していたら、案の定、東口の階段下で待っているグループと改札口で待っているグループがいた。「こういうときは、一義的に決まる場所を集合場所に指定すべきだ」と考えるのは、頭の堅いオジサン(=私)だけ。若者は「会えなかったら、ケータイで連絡すればいい」と大変柔軟に考えている様子。遅刻者が若干名いた上に、今年はゼミ長を中心とするゼミ幹事グループは、後述する食料運搬(!?)の必要上、小田原へは自動車で来ることになっていたので、なかなか集まらない。結局、参加予定者全員が顔を合わせるまで、30分以上かかる。(ちなみに、私はこういうのが大嫌い。)
昨年は人数も少なかったので、皆で有名な「だるま食堂」へ行ったが、今年は人数も多いので、午後3時15分前に伊豆箱根鉄道大雄山線の改札口に集合ということにして、それまでは自由行動。私は単独行動の自由を味わう。まず近くの「吉野屋」で大好きな牛鮭定食(ご飯大盛り!)を食べた後、小田原城を見学する。曇りがちだったが、天守閣から見た太平洋の眺めは絶景。今年は4月以来8月中旬まで非常に忙しい毎日だったので、久々にのんびりできた。
午後2時45分に小田原駅に再集合。ゼミ幹事グループは車で先にお寺へ向かい、我々は小田原駅3時発の伊豆箱根鉄道大雄山線で大雄山駅へ。私のように「鉄分」の多いマニアは、何度乗っても大満足のローカル線。大雄山駅前からはバスで道了尊へ。午後4時上山。入浴、薬石、夜坐、法話。初めて座禅を体験した者もいたが、果たして何をつかんだか。不立文字、教外別伝。夜半から外は激しい雨。興奮気味で寝られないのか、一部の部屋からぼそぼそ話し声が聞こえて、うるさかったので、「早く寝ろ!」と(寝ぼけながら)叱る。暗い森に雨が夜通し降り続いた。
第2日(8月23日)
この日は放散日(お坊さんの休日)だったので、4時半の振鈴はなし。目覚まし時計で4時20分頃頃起きる。中には全然眠れなかった者もいたようだ。4時45分から暁天座禅、6時朝課・祈祷。毎度来るたびに感じることだが、この寺は曹洞宗(禅宗)に属しているにもかかわらず、祈祷には明らかに密教や修験道の影響が見られる。6時50分小食、7時半作務。慣れないせいか、本堂の掃除は結構しんどい。午後9時下山。しとしと雨が降っている。門前のお店でお土産を買ってから、バスと電車で再び小田原へ。ゼミ幹事グループは車で直接、修善寺に向かう。
小田原駅で東海道線普通電車に乗り換えて、熱海経由で三島まで移動。10時59分に三島到着。昨年はやや時間に余裕があると思って、三嶋大社の見物に出かけて、危うく電車に乗り遅れそうになったので、それはやめて、今年は駅前の小奇麗なお店でゆっくり昼食を取る。実は昨年入ったのと同じ「日本海庄や」。ここの生しらす丼は値段も手頃でうまい。伊豆箱根鉄道駿豆線、12時23分三島発の普通電車で修善寺へ。景色がよい。ローカルな駅の雰囲気もよい。12時58分修禅寺着。駅前にゼミ幹事グループが車で来てくれて、無事再会。彼らはそのままホテルに向い、我々は無料送迎バスでホテルへ。
修善寺駅を出たバスは橋を渡り、山を登って、森の中を進み、13時40分頃、ホテルに到着。昨年と同様、休む間もなく会議室で14時から18時までぶっ続けで勉強会。この日の午後は3名が報告。テーマは自由選択で、それぞれ「・・・」「・・・」「・・・」だった。質疑もそれなりに充実していた。
18時より、昨年と同様に、ホテルのレストランで夕食、と言いたいところだが、実は8月は繁忙期なので、夕食代がとても高い。昨年の2倍以上だ。そこで、ゼミ幹事グループは、レストランでは食べずに、車で外から弁当などのご馳走を買って来てコッテージで食べるという食料運搬大作戦を考案したのであった。しかしながら、まだ報告予定者が1人残っていたので、夕食前にまず彼に報告をしてもらう。そして、それが終了してから、乾杯。軽くビールなどを飲みながら、お弁当やご馳走を食べる。うまい!今年度のゼミ幹事はとてもよく気が利く。本当にえらい!つい感嘆文を連発してしまう。その後は、駐車場の近くで花火を楽しみ、またコッテージに戻って、ビールやら酎ハイやら飲みながら、語り合う。
偶然、山本(輝)先生のゼミもここに合宿に来ていたので、そちらにご挨拶にいったり、あちらから学生が来たり、ともて賑やかに交流した。おまけに、幹事グループは8月生まれのメンバーのためにお誕生日カードとケーキを用意しておいてくれたのである。実は、私も8月生まれなので、何十年ぶりにお誕生日カードとバースデー・ケーキによる祝福を受けてしまった。本当に、よく気が利くゼミ幹事である。感心!私は午前1時頃早々に引き上げたが、その後どうなったかは、翌朝になった初めて知ったのであった・・・。
第3日(8月24日)
外はひどい雨。各自起床後、レストランにて朝食、と言いたいところだが(また同じ表現!)、どうもレストランに来ている学生が少ない。来ている学生に尋ねてみると、誰々はまだ寝ている、誰々は二日酔いがひどい、という答え。このため、かなりの学生が朝食をパス。チェックアウトしてから、会議室に集合したところ、もうへろへろというか、げろげろというか、かなり悲惨な状態の学生が多かったので、午前中のスポーツ大会は中止。雨がますますひどくなってきたので、ここで解散することにした。幹事グループは車で、その他の早帰り組はバスで帰路に。
私は、残った数名の学生と12時過ぎにホテルを出て、修善寺経由で三島へ。駅前のローカルな食堂でお昼を食べる。雨はますますひどくなる。三島発の東海道線は超満員。あとで聞いた話によれば、東海道新幹線が止まったとのこと。荒れ狂った昨夜のコンパに追い打ちを掛けるような激しい雨であった。
(写真提供:島弘君)
2007年度 演習(ゼミナール)
最後の授業、そしてコンパ!
2007年度最後の授業終了後、教室で記念撮影をしました(左の写真)。思えば、あっという間の1年でした。今年度は明治期における西洋法の継受について勉強をしたので、法務省法務史料展示室に見学に行ったり、聖徳記念絵画館に出かけたりもしました。それがゼミ生の皆さんにとって、多少なりとも知的な刺激になったとすれば、担当教員としては嬉しいのですが、いかがだったでしょうか。
ところで、2007年度のゼミ生は課外活動でも大活躍してくれました。なかでも法学部スポーツ大会での優勝は、我がゼミ始まって以来の快挙であり栄誉です!健闘してくれたゼミ生諸君、有り難う!これが我がゼミの伝統になれば、素晴らしいですね。来年度のゼミ生諸君にも期待しましょう。
現在、4年生は卒業を控えて、学生生活最後の日々を忙しく有意義に過ごしているようです。3年生は就職活動に入っていて、既に内定をもらった人もいます。もちろん、なかなか思い通りの結果が得られない人もいるでしょう。人間はしょっちゅう躓いたり、転んだりしているものです。やるべきことはただ一つ。もう一度立ち上がって、前に進むことです。皆さん、自分の手で未来をつかんで下さい。健闘を祈ります。
ゼミ合宿
2007年9月18日から20日まで大雄山最乗寺およびラフォーレ修善寺においてゼミナール合宿を行いました。
第1日(9月18日)
11時半に小田原駅集合。寝坊したXさんは新幹線(!)を利用して、10分遅れで到着。それから、Y君が(なぜか)さらに遅れて登場、ようやく全員が集まる。まずは腹ごしらえということで、小田原で有名な「だるま食堂」へ。料理の味よりもレトロな建物が素晴らしかった。食後は散歩を兼ねて、徒歩で「小田原文学館」訪問および小田原城見学。天気予報に反して、小雨が降り出す。
午後3時小田原駅発の伊豆箱根鉄道大雄山線に乗る。「鉄分」の多いマニアにはたまらないローカル線。トコトコのどかに走っているうちに、外は激しい雨になる。予期せぬ大雨で困っていると、大雄山駅前のバス停で見知らぬおじさんが「門前のお土産屋で傘を貸してもらえばよい」と教えてくれたので、大いに助かった。午後4時上山、入浴、薬石、夜坐。お坊さんたちはとても親切。今回の参籠はたまたま○○学院大学の留学生グループと一緒になった。気のいいアメリカの学生たちであった。午後9時開枕(就寝)。・・・のはずが、隣室の日本人女子学生(他大学!)が夜中までケラケラ笑いながらおしゃべりをしていて、なかなか眠れなかった。それにしても、何がそんなに楽しいのだろう?色即是空、空即是色。
第2日(9月19日)
午前5時振鈴、5時15分から暁天座禅、6時朝課・祈祷。この寺は曹洞宗(禅宗)に属しているが、祈祷には明らかに密教や修験道の影響が見られる。興味深い。6時50分小食、7時半作務。もちろん、留学生たちも一緒。そのあと、全員で「奥の院」まで石段を登るが・・・・。とにかくすごい階段。もう汗びっしょり。午後9時下山。お土産屋さんに傘を返しにゆくと、お店の中に蛇が入ってきたというので大騒ぎ。店員のおばさんの一人が割り箸で小さな蛇を捕まえて、店外へ追放。我々はお土産を買ってから、バスと電車で再び小田原へ。
修善寺駅からは無料送迎バスが出ている。バスは橋を渡り、山を登って、森の中を進み、13時40分頃、ホテルに到着。休む間もなく会議室で14時から18時までぶっ続けで勉強会。今回は合宿ということで、テーマは報告者が自由に選択。憲法改正問題から自己所有権論(心身二元論)まで幅広いテーマについて熱い(?)議論。それなりに充実していたと思うが、参加者の皆さん、いかがでしたか?
18時より夕食、軽くビールなどを飲む(右の写真)。入浴等を済ませた後、コテージにてコンパ。ビールやら酎ハイやら飲みながら、何について語ったのであろう?いつも控え目なY君のテンションが徐々に上がり、いい味を出していたことだけは記憶に残っているが・・・。
第3日(9月20日)
各自起床後、「レストラン富士」にて朝食。本当に富士山がよく見えるレストランで、バイキングの料理も美味しかった。ただ、数名は二日酔いのため、また数名は寝坊のため、朝食をパス。もったいない話。当初は9時から12時まで勉強会を考えていたが、前日十分に(!)勉強したため、本日はスポーツ大会(自由参加)に予定変更。体力に自信がない者(私も含む)は会議室に残って、だべる。
11時過ぎにホテルを出て、修善寺経由で三島へ。駅前のローカルな食堂に飛び込み、お昼を食べる。鰻釜飯を四つ注文したのに、三つしか持ってこない。私は山菜蕎麦を頼んだのに、山菜うどんが来てしまった。グローバルな市場原理が幅を利かせる現在、この食堂の生き残りはかなり難しいかもしれない、などと考えながら、うどんを食う。味は悪くなかった。帰りも東海道線の各駅停車。車中では皆眠りこけていた。お疲れ様でした。秋学期も頑張ろう!
(写真提供:植木悠美子さん、上原一騎君)
2006年度 演習(ゼミナール)
2007年2月の或る晩、ゼミの4年生と3年生を自宅にお招きして、食事会を催しました(左の写真)。もちろん、実態は「食事会兼飲み会」(後ろにアクセント!)で、本当に皆よく食べて、よく飲んで、よく話しました。ただ、何を話したか全く覚えていない点が、難点といえば難点です。
2006年10月の或る木曜日のゼミ風景(右の写真)。演習の時間には、いつも学生さんたちが積極的に発言してくれるので、結構議論が盛り上がります。なお、背後のホワイトボードに描いてあるのは、説明図であって、落書きではありません。念のため。
2005年度 演習(ゼミナール)
2005年12月の或る晩、今年度唯一の(貴重な!)ゼミ生であるアヤカさん、韓国の友人インヘさんとヨンスン君を、自宅にお招きして、ささやかなホームパーティを開きました。外国生活の経験がある人ばかりだったせいもあって、話題は文化の違いなどにも広がり、小さな国際交流ができたのではないかと思います。それにしても、皆さん、ずいぶん飲みましたね(笑)