明治学院大学キリスト教研究所

イベントEvent

2016

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キリスト教研究所公開講演会  「アジアとアフリカのキリスト教比較研究」

開催概要

日 時
2016年10月25日 17:30 〜 19:00
講 師
クラウス・コショルケ  通訳:高井ヘラー由紀
会 場
明治学院大学白金校舎キリスト教研究所
主 催
明治学院大学キリスト教研究所
参加方法
申込不要・参加無料

 

 

講演紹介

いまやキリスト教はもっぱら西洋世界の宗教というわけではなく、六大陸すべてに広がっています。これにより、複数地域に中心をおいた歴史叙述学の新しいアプローチが求められるようになっており、同時に、異なる地域でのキリスト教の発展を比較・分析することが必要とされています。
今回の講演会では、アジアとアフリカのキリスト教史における類似点と相違点を考察していきます。1450年から1990年のアジア、アフリカ、ラテンアメリカのキリスト教の歴史(文書に残されたもの)が示された写真を見ながら、クラウス・コショルケ氏にお話いただきます。

 

講師紹介

クラウス・コショルケ教授
(ミュンヘン大学 福音主義神学部教会史講座 名誉教授)
「世界キリスト教ミュンヘン学派」の創始者および第一責任者であり、2012年から2015年にかけて「1900年前後のアジア・アフリカにおける新聞・雑誌に見られる現地キリスト教徒のエリートたち」と題するプロジェクトにおいて、アフリカとアジアを繋ぐ、地域を超えたネットワークの初期形態を分析し、それらのネットワークにおける認知的相互作用のパターンを明らかにしてきた。1993年から2013までミュンヘン大学福音主義神学部教 会史講座の教授を経て、現在はミュンヘン大学名誉教授、リバプール・ホープ大学客員教授、バーゼル大学客員教授。

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