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研究会 「核問題について考え、エンパワーメントを促すワークショップ」

講師

キャサリン・サリバンKathleen Sullivan: 核問題専門家、軍縮教育家
                        NGO「社会的責任のための教育者の会」プロジェクトコーディネーター


日時

2007年4月21日(土) 10:00〜18:00


場所

明治学院大学白金校舎 本館10階 大会議場
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/index.html


備考




報告

参加者:約70名

<全体の流れ>

ディスカッション「初めて人生で核のことを知ったときのこと」
スーパーマンと核兵器
2004年のアメリカの国家予算が何に使われているか

 リボンを使って軍事費の額の大きさを体験
4)「軍事費10億円の半分が手元にあったら何に使うか?」
5)広島原爆の遺品
6)核兵器がもたらす暴力性について
7)BB弾を使った27000発の核爆弾の音体験
8)ディスカッション

  1. 大事にしているもの・こと
  2. 核について考えるとき、世界の状況は・・・
  3. 核に着いて考えるとき、私が感じることは・・・
  4. わたしが核について全ての力をもっているとしたら、私がすることは・・・

9)大きな変化の時代
10)アクティビティ「ミリング(混ぜ合わせる)」
11)ノーベル平和賞を受けた人や出来事の記事を想像で作る(グループ作業)
12)核の無い30年後の世界を想像・創造する
13)フィッシュボール
14)終了

核問題について、2つのアプローチを試みている。ひとつは、事実をきちんと知る、ということである。2つめは、事実を知った上で、自分自身がどのような思いを抱いているかということをじっくり見つめ、現状に対して悲観的にならずに、ポジティブな未来のイメージを持つことによって核問題への継続的な関わりを持つことをめざすというアプローチである。
核問題をテーマにすると、事実を学ぶことに収斂してしまいがちなところを、ひとりひとりの行動や活動を促し、現状を変えていくためには自分自身がエンパワーされなければならない、ポジティブな感覚をもって進んでいかなければならないという新たな視点をもたらしてくれるワークショップであった。



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