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特別試写会 映画『TOKKO―特攻―』特別試写会 

 

映画
『TOKKO―特攻―』

日時
7月20日(金曜)15:00開場 15:30開演 

場所
明治学院大学白金キャンパス 本館4階1456教室
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/index.html

備考

■映画『TOKKO―特攻―』とは?
  『TOKKO −特攻−』は、太平洋戦争の末期、日本軍が爆弾を搭載した軍用機を搭乗員ごと敵艦に体当たりさせる作戦を遂行した「特攻(特別攻撃隊)」の真実を追ったドキュメンタリー映画です。何千人もの犠牲者を出したカミカゼ−特攻作戦ですが、九死に一生をえて健在な方の証言が、この作品の中心的な要素となっています。
  アメリカで起きた9.11のテロは、日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは「カミカゼ」と結び付けて語られることがあります。世界的には、少なくともアメリカにおいては、日本をイメージさせるもののひとつとして、「カミカゼ−特攻」が今日も厳然とあるのです。
  この映画が特にユニークな点として、日本人の手によって作られた作品ではないことが挙げられます。アメリカで生まれ育った日系アメリカ人の監督と、日本で生まれ育ったアメリカ人のプロデューサーによって作られているのです。交錯するアイデンティティと、そのアイデンティティに縛られて生きてきた監督とプロデューサーが、これまでのいわゆる「戦争映画」とは一線を画す、斬新な視点で太平洋戦争と特攻を描いています。
  監督およびプロデューサーは、『TOKKO −特攻−』を特に若い世代に観て欲しいと言っています。『TOKKO −特攻−』は、日本が経験した戦争の「リアル」を、新たな視点と手法 によって、しっかりと描いた映画です。

監督/プロデューサー:リサ・モリモト
プロデューサー/構成:リンダ・ホーグランド
エグゼクティブ・プロデューサー:寺尾のぞみ、ジョシュア・レヴィン
アソシエート・プロデューサー:服部史子 編集:マヤ・スターク
配給:シネカノン (2007年/USA・日本/89分/カラー/DβCAM/原題:Wings of  Defeat/ドキュメンタリー作品) c Edgewood Pictures, Inc.
※7月21日(土)より「渋谷シネ・ラ・セット」にて公開

■開催概要
<日程>2007年7月20日(金) 15時(開場) 15時30分(開演)
<場所>明治学院大学白金キャンパス 本館4階1456教室
<主催>明治学院大学学生有志
<協力>明治学院大学国際平和研究所、シネカノン

■参加費
無料 ※定員85名(先着順)定員になり次第締切。

■応募条件
明治学院大学学生または他大学の大学生であること。
※お申し込みの際は大学から付与されたE-mailアドレスでメール送信してください。
※当日の受付で学生証の提示をしていただきます。

■お申し込み・お問い合わせ先
件名に【映画試写会】と記入の上、お名前(ふりがな)、学籍番号、 所属学科、連絡先を明記の上、下記までメールまたはFAXでお申込み下さい。
明治学院大学国際平和研究所
E-mail:prime@prime.meijigakuin.ac.jp
TEL:03(5421)5652 FAX:03(5421)5653

■参考URL
『TOKKO ?特攻-』Web Site:http://www.cqn.co.jp/tokko/
明治学院大学国際平和研究所(PRIME):http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
シネカノン:http://www.cqn.co.jp/

■【各界からの推薦コメント】
『「特攻隊は少年だった!」。解っていた思っていたはずの事実に息を呑みました。そして、特攻隊であったことが、彼らのその後の人生にどれほどの重みになっていたかを知りました。私は、人ではなく、戦争そのものを憎みます。宮本亜門さん(演出家)

映画『TOKKO? 特攻』に表れる人々の証言を、ぜひとも聞こうではないか。一人の人間が生きて、存在して、語る。それがどんなに凄いことかが、よくわかる。桐野夏生さん(作家)

この映画は議論を呼ぶと思う。あの時代を生きた人たちが、いい、悪いではなく、私 もそうだった、いや、私は違ったと、議論は白熱すると思う。本当の歴史は、無防備に語る人々の肉声の中にこそあるのだ。阪本順治さん(映画監督)

特攻と聞いて、今さらながらと思ったが、映画を見て驚いた。これまで、いろんな特攻の“生き残り”を見てきたが、こんなジジイには初めて会った。ふたりで出撃したけど、途中で飛行機がだめになったので、「帰ろう、帰ろう」と相棒と話し合って、からくも生還し、戦後を生き抜いた男。よくぞ、現代に、こういうジジイを見つけたものだと、この映画のスタッフの努力と献身に頭が下がった。鈴木敏夫さん(スタジオジブリ・プロデューサー)

「恐ろしい戦争」の最前線に置かれた当事者たちは、悪鬼でもなければまた神でもない、怒りもすれば、笑いもする、ただの人間だったのだという事を、もう一度我々に教えてくれる。西川美和さん(映画監督)

この映画は亡くなった戦友に対する何よりもの慰霊です。登場人物が主演者なのではなく、言うならば、観客こそがこの作品の主演として特攻の真実を理解してほしいと思いました。  中島豊太郎さん(海軍予備学14期、操縦、百里原空)

『人』として生を受け『兵士』として死を課せられ、死後は『軍神』と崇められる。いったい誰がそんなことを望んでいただろうか? いい加減、過去を直視しようではないか。  李相日さん(映画監督)
(順不同)


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