フランス文学専攻は2000年の開設以来、フランス語圏の文化を自由な発想と広い視野をもって研究する場を提供してきました。<テクスト>という装置の解明を通して文学作品の新たな読解の可能性を探求すること、そしておもに第一次世界大戦以降の映画・絵画・音楽・思想の展開の様相を<現代性(モデルニテ)>の観点から探求することを、二本の柱としています。グローバル化の進む現代、使用言語やジャンルにとらわれない柔軟な感性と思考法を身につけることによって、21世紀を能動的に、創造的に生きるためのパスポートを手に入れましょう。
フランスの大学(レンヌ第二大学、コート・ダジュール大学)への留学制度(奨学金制度あり)や、都内8大学提携による大学院委託聴講生制度(単位互換制度)も整っています。最新の研究動向まで広くカバーする図書館の豊富な文献資料や、院生との対話をなによりも重視する教員たちとの交流を糧に、自らの関心領域をとことんつきつめ、実り豊かな院生生活を送ってください。