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【開催延期】メディアと子供:児童文学のトランスカルチュラルな展開

開催日 : 2020年3月16日(月)

時間 : 10時30分開場、11時開始

会場 : 明治学院大学白金キャンパス 本館1252教室(入場無料・予約不要、どなたでもご参加いただけます。)

シンポジウム内容 :

【重要】新型コロナウイルスの影響により、開催を延期させていただくこととなりました。延期開催の詳細が決定いたしましたら、改めてご案内いたします。ご参加を楽しみにしてくださっていた皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


『パディントン』連作(2014、2017)、『ピーター・ラビット』(2018)、『ダンボ』(2019)など、CGグラフィックスを用いた児童文学(アニメーション)のリメイク作品が近年多く制作されている。このような動向を踏まえつつ、本シンポジウムでは、児童文学作品がどのように改作・翻訳され、どのような地域に普及したのか、背景にある「子供」についての意識の変遷、企業(出版)戦略やイデオロギー的背景を多角的に考察する。尚、基調講演者として児童文学研究者で翻訳家の山本史郎氏を迎える。

スケジュール :

○第一部(11 時~)
・本多まりえ(明治学院大学准教授)
 明治期の少女雑誌に描かれた『リア王』と女子教育
・劉娟(横浜国立大学大学院生)
 中国における日本の翻訳絵本の特徴―おうちの方向けの解説の受容を中心に
・清水友理(日本女子大学大学院生)
 <世界名作劇場>というアダプテーション

○基調講演(13 時 10 分~)
・山本史郎(東京大学名誉教授・昭和女子大学特命教授)
 児童文学の翻訳―書物の文法から映画の文法へ

○第二部(14 時 30 分~)
・笹田裕子(清泉女子大学教授)
 ストップモーションアニメ『ファンタスティック Mr. Fox』という<未来からの贈り物>
・安藤聡(大妻女子大学教授)
 『思い出のマーニー』の二つの舞台―ノーフォークと釧路湿原
・JA 日下(明治学院大学准教授)
 アフリカ民話の再話―Verna Aardema の Who's in Rabbit's House?
・小林英美(茨城大学教授)
 『ピーター・ラビットのおはなし』の一般向けの「再話」―映画による再創造

お問い合わせ先 :

明治学院大学言語文化研究所
〒108-8636 
港区白金台1-2-37
e-mail:gengo@ltr.meijigakuin.ac.jp
TEL/FAX:03-5421-5213
受付時間 平日のみ10:30 - 13:30/14:30 - 17:30

/gengobunka/event/archive/attachment_file/2020/3.16.pdf (PDF/1.4 MB)