日本近代音楽館レクチャーコンサートシリーズIV
遠山一行先生とモーツァルト


講師:海老澤敏(お話)

出演:篠原悠那、北田千尋(ヴァイオリン) 西 悠紀子(ヴィオラ) 日下部杏奈(チェロ)

日時:2015年10月17日(土曜日) 14時30分開演 (14:00開場)
場所:明治学院大学白金キャンパス アートホール
入場無料(要予約) 

席数に限りがありますので、お早めにご予約ください。

ご予約:東京コンサーツ TEL03-3226-9755 FAX03-3226-9882

曲目:

モーツァルト 弦楽四重奏曲第14番 ト長調 K.387(ハイドン・セット第1番)
         弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465(ハイドン・セット第6番)

講師からのメッセージ:

遠山一行先生とは同じ大学の同窓だが、旧制・新制のちがいがあり、個人的に親しくして頂いたのは、私の大学卒業後の昭和30年代の中頃からのことであった。その後私のパリ留学時代、フランスでおよそ一年間親しい家族づき合いにあずかり、大変お世話にもなった。

生前いつも贈って下さっていたご著書ではあったが、私の馬鹿の一つ覚えのモーツァルトについては、先生の晩年のご著書『モーツァルトをめぐる十二章』(春秋社)以外、それに先立ついくつかの論稿は存じ上げていたものの、直接の対話がモーツァルトに及んだことはほとんど記憶にない。

そこで本日はモーツァルトの傑作弦楽四重奏曲の演奏を楽しんで頂く前に、遠山先生と私の架空のモーツァルト談義をまずお聞かせし、遠山先生のモーツァルトへの思いに私なりの注釈を加えさせて頂くことにしよう。瞑目合掌。   (海老澤敏)