2012年度長谷川ゼミホームページ
ゼミ長 <かわしま> の部屋
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<かわしま>の関心地図



【関心コラム一覧】
(1)歩行者天国の不気味さ  (2)原っぱと見えない境界線
(3)MADE IN DREAMにみるニッポン  (4)ツイッターは都市から生まれた?  (5)わたしの「儀礼」体験
(6)地域(港区)への興味・土地の履歴と再開発  (7)地域(港区)への興味・「没交流・無関心」への視線
(8)技術の大きな赤ちゃん―ジャンクション  (9)「タモリ倶楽部」的なるもの  (10)「観光地」のかわいらしさ
(11)マレビトの会:展示形式演劇  (12)じぶんの専門分野とは?  (13)あらためて東京タワー
(14)サンシャイン60―巣鴨プリズン  (15)怒りをもっているか


 『関心地図』では、それぞれの関心を800字〜1200字程度のコラムであらわします。地図には(1)〜(15)のコラムのタイトルをそれぞれの関わりがわかるように配置します。
 わたしは、高校時代から趣味だった都心の散歩から感じたことや、大学で3年間学んできて考えたことをもとに題材を考え、15個のコラムを書きました。 内容は、まちを歩いていて覚えた違和感や、風景やランドマークに意味を持たせて読み解くことに感じる傲慢さ(高度経済成長の象徴と言われた東京タワーも、いつのまにかノスタルジーとして読み解かれ、消費されている。)についてなどです。
 わたしの『関心地図』では、東京タワーから発信された電波が、サンシャイン60などの高層ビル群のあいだを通過してラジオに受信されます。そこから聞こえてくるのは、今はもう亡くなっている人の声です。
 この地図に出てくるラジオは聞こえるはずのない人の声を受信してしゃべりましたが、現在わたしたちが暮らしている社会は、その口をふさいで語るべきことを隠してごまかしているような気がしています。生活と密接にかかわっている街から、現実を「あたりまえ」に見せかけている仕掛けをしっかりと受信していきたいです。


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