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2019年度みなと区民大学「日本近現代の作家と西洋」

開催日 : 10月1日~17日火曜、木曜開催(全6回)

時間 : 18時45分-20時15分 ※第1回と第6回は、開講式および閉講式を行うため、終了時間が15分繰り下がり20:30となります。

会場 : 明治学院大学 白金キャンパス 2号館2301教室

講座内容 :
日本の近代化の使命を帯びてヨーロッパに渡った漱石や鷗外の世代とは異なり、大正から昭和にかけて活躍することになる近現代の作家たちは、しばしば独学に近い形で語学を学び、書物を通じて西洋文明の新たな潮流を感じとろうとしました。本講座では、これらの作家たちが震災や思想統制などの歴史の荒波の中で、身を削る思いで異国の言語と格闘し、新たな言語表現、造形表現の可能性を切り開いていった過程を明らかにします。訳読や翻訳という作業は、彼らにとって自らの宗教観、芸術観にあえて揺さぶりをかけ、内なる日本的なもの、土俗的なものとの共存を探る手段でもありました。自ら言語教育、外国語教育に携わった経験をもつ講演者たちが、そのダイナミックで個性的な生の軌跡をわかりやすく紹介します。

開講スケジュール :

第1回
10/1(火)18:45~20:30
「大手拓次とボードレール」
畠山 達(明治学院大学文学部フランス文学科准教授)

第2回
10/3(木)18:45~20:15
「宮沢賢治の作品のなかのキリスト教」
富山英俊(明治学院大学文学部英文学科教授)

第3回
10/8(火)18:45~20:15
「中上健次、または伝聞形式による物語の享受」
ジャック・レヴィ(明治学院大学文学部フランス文学科教授)

第4回
10/10(木)18:45~20:15
「瀧口修造とシュルレアリスム-関東大震災から太平洋戦争まで」
巖谷國士(明治学院大学名誉教授)

第5回
10/15(火)18:45~20:15
「翻訳は文学の栄養素-谷崎潤一郎と井伏鱒二をめぐって」
野崎 歓(放送大学教養学部教授)

第6回
10/17(木)18:45~20:30
「芥川龍之介と精神分析」
篠崎美生子(明治学院大学教養教育センター教授)

募集要項 :

募集対象 原則、港区内在住・在勤・在学の方
募集人数 100名(申込先着順)
受講料 2,500円(全6回)
申込手順

E-mail または往復はがきの標題に、「みなと区民大学申込み」とご記入のうえ、次の事項を明記してお申し込みください。 (1)氏名(フリガナ) (2)性別 (3)住所(郵便番号) (4)電話番号 (5)港区在住・在勤・在学のいずれか

E-mailまたは往復はがきを確認次第、E-mailまたは復信はがきにて受講票をお送りします。 開講初日に受講票(E-mailまたは復信はがき)を持参し、受付でご提示のうえ、受講料2,500円をお支払いください。(現金をご用意ください。)

※受講料納入後の払い戻しはできませんので、あらかじめご了承ください。 ※2回目以降に出席された場合、あるいは1回のみの出席でも受講料は2,500円となりますのでご注意ください。

申込期間 2019年9月27日(金) 消印有効 ※定員超過の場合、期限内であっても受講をお断りすることがございます。あらかじめご承知おきください。
申込先 E-mailの場合 : skoukai@mguad.meijigakuin.ac.jp 往復はがきの場合 : 〒108-8636 港区白金台1-2-37 明治学院大学 総合企画室社会連携課宛
その他 開講当日、構内へは自転車を含め車両乗り入れはできません。電車・バス等の公共交通機関をご利用ください。 ※個人情報の取り扱いについて 明治学院大学では、受講生の皆様の申込時における個人情報については、「学校法人明治学院個人情報保護基本規程」に沿って厳重に管理いたします。これらの個人情報は、明治学院大学の講座・セミナー等のご案内用としてのみ利用いたします。第三者には提供いたしません。

お問い合わせ先 :
明治学院大学 総合企画室社会連携課
〒108-8636 港区白金台1-2-37
MAIL: skoukai@mguad.meijigakuin.ac.jp
TEL: 03-5421-5247
FAX: 03-5421-5387
受付時間 平日のみ9:30 - 12:00/12:45 - 16:00

関連リンク : https://www.meijigakuin.ac.jp/extension/shirokane.html

2019年みなと区民大学「日本近現代の作家と西洋」 (PDF/966.3 KB)