読書会Reading circles

2022年度読書会について


※新型コロナウイルスの影響により、各読書会によって開講状況が異なりますのでご注意ください。

春学期:2022年4月13日(水)~2022年7月15日(金)
秋学期:2022年9月30日(金)~2023年1月7日(土)

言語文化研究所では、どなたでも参加できる読書会、研究会を自由な雰囲気の中で開催しています。興味のある方はぜひご参加ください。

参加希望者は次の項目を記入の上、事前にお申込みください。
※受講料無料。どなたでも参加できます。

  • 記入事項:希望講座、名前、緊急時のメール連絡先
  • 受付開始:3月16日~ 随時募集(お申込みはメール・FAX:03-5421-5213)
お問合せ:言語文化研究所(白金本館6F 電話/FAX:03-5421-5213 土日祝休)


『うちなーぐち 始みらな』
春学期のみ毎週水曜
(19:00~20:30)
講師:宮良信詳
(琉球大学名誉教授)
オンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へ案内をお送りします。

     

【講座内容】
沖縄語(うちなーぐち)による日常会話と『竹取物語』の沖縄語翻訳第1章などを使いながら、沖縄語独特の響きに慣れ親しみ、味わい楽しみながら、沖縄語の語法や基本的なしくみについても解りやすく解説する。沖縄語の簡単な会話を身につけ、日本語との違いを理解してもらうことを目的とする。

1. 12週のうち9週は、まず初級用教本『はじみらな うちなーぐち』に おける沖縄語の簡単な会話から入って、その発音とイントネーションに 慣れ親しむ。週ごとに新しいテーマが用意されている。

2. 次に、その会話で使われている語句の意味や語法について簡潔な説明を 試みる。

3. さらに、関連する沖縄語のしくみについては、教科書『うちなーぐち しくみと解説』における関連箇所が明記されているので、それについて もできる限りわかりやすく解説する。

4. 最後に、週別に用意された会話における語句の用法と直接関連する練習 問題を解きながら、自己の習熟度を測れるようにする。以上の時間配分と順序は臨機応変に対処する。最後の週は、『竹取物語』の 沖縄語翻訳第1章を使って、まとめと復習をする。

【事前に受講者に配布する資料】
まず、初級用教本『はじみらな うちなーぐち』(宮里朝光・小那覇全人・崎濱秀平・宮良信詳共著、沖縄語普及協議会から 2001年に発行、以下の週別の概要では『は』で略し、参照すべき頁を表示)の抜粋(27 頁)を PDFファイルにして、受講者全員に事前に配布する。

【テキスト】
『うちなーぐち しくみと解説』(宮良信詳著、2019年、沖縄時事出版発行)を各自で購入。


『ホメーロス研究会』
土曜(10:30~12:00)
オンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。詳細は研究会ブログをご確認ください。


【講座内容】
私たち「ホメーロス研究会(旧称輪読会)」は1983年以来毎週ホメーロスを原典で読み進めています。その間メンバーは大分入れ替わりましたが、途絶えることなく松明は受けつがれてきています。毎回2~30行程度、輪番の音読担当と解釈担当を中心に音読、解釈をし、その後意見や感想の交換をします。目指すのは、既に多くある日本語訳にまた新しいものを加えることではなく、原文(そのもの)について、それぞれが持っている違った知見を出しあい、その作業からそれぞれが新たなものを得る事にあります。2022年度は『イーリアス』第23歌のつづきを読んでいきます。第23歌はパトロクロスの葬儀とそれに伴う葬送競技が語られます。この研究会には様々な人が参加しています。何十年に亘って読み続けている人もいますが、つい最近読み始めた人もいます。参加資格は特にありません、古典ギリシア語初級文法をひととおり終えた方ならどなたでも参加できます。ギリシア語を学びたい方はもちろん、神話、歴史に興味のある方、古代的語法・心性・思考法に関心をお持ちの方、比喩や韻律を楽しみたい方、そしてホメーロスがお好きな方、気楽にご参加ください。

なお、本研究会の様子がブログ「ホメーロス研究会だより」に紹介されています。

コーディネーター・研究会だよりHomeridai 管理者:生田康夫
研究会責任者:工藤進(本学名誉教授) ブログ “philologie d'orient et d'occident”

【テキスト】
仏ピエロン版(1869年初版、1984年改訂版)コピー配布


『戯曲を読む会』
毎月第3土曜(15:00~18:00)
講師:穴澤万里子
(本学文学部芸術学科教授)
2022年度春学期はオンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。


【講座内容】
演劇の戯曲を声に出して読む、厳密に言うと読み合う講座です。月に1度、1回につき1作品のペースですが、一人の作家の作品を数か月かけてじっくり、ゆっくりと読んでいきます。まずは戯曲を声に出して読むところから始めましょう。そこに他者の声が加わると、世界がガラッと変わり、色鮮やかになります。毎回その作品についての解説、読み合った後にはディスカッション。時には実践家を招いてお話を伺ったり、その作品を観劇したり、と豊かな時間を過ごしていきたいと思います。詩を読むように、歌を歌うように戯曲を読んでみましょう。劇場で味わう名優の演技とは異なる新鮮な対話の喜びを是非ご体験ください。

この講座は2021年4月から開講しました。記念すべき最初の作家は講師の研究対象であるメーテルリンクを取り挙げ、『群盲』『室内』『青い鳥』を読みました。続いて2022年1月に生誕400年を迎えたモリエールの3作品『いやいやながら医者にされ』『守銭奴』『人間嫌い』に遊び、3人目の作家はサルトルです。作家は受講生の皆さんと話し合って決めていきますので、2022年度の作家はサルトル以降、まだ未定です。

8人の受講生からスタートして、2022年3月現在で10人に増えました。豊かなひとときをご一緒しませんか?

【テキスト】
こちらで事前に配布致します。


『初級スワヒリ語講座』
金曜(17:15~18:15)
講師:品川大輔
(東京外国語大学AA研)
オンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。


【講座内容】
アフリカは多言語大陸です。そこでは2,000を超すともいわれる多様な言語が話されています。そのような多言語状況では、民族集団を超えたコミュニケーションのための言語、いわば「超民族語」が発達します。スワヒリ語は、ケニア、タンザニア、ウガンダをはじめとする東アフリカの広範な地域をカバーする「超民族語」の代表格です。つまりこの言語をマスターすれば、それら地域の人々と彼らが日常的に用いることばでコミュニケーションが取れるだけでなく、スワヒリ語と兄弟関係にある多様な民族語 (言語学の分類では、ニジェール・コンゴ語族に属するバントゥ諸語と呼ばれる言語群) の基本的な文法原理を学ぶこともできます。本講座では、受講生の関心をできるかぎり反映する形で、スワヒリ語の文法のしくみや具体的な会話表現を学んでいきます。(注:テキストは英語で書かれていますが、日本語でじっくり説明しますので、そのことについての心配はありません)

【テキスト】
Thomas J. Hinnebusch; Sarah M. Mirza Swahili: A Foundation for Speaking Reading and Writing, 2nd Edition


『中級スワヒリ語講座』
金曜(18:30~19:30)
講師:品川大輔
(東京外国語大学AA研)
オンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。


【講座内容】
名詞クラス(noun class)やそれを基盤とする文法的一致(grammatical agreement)といったスワヒリ語の初級文法を学んだ経験がある人を対象に、網羅的な文法知識を提供することを目的とします。具体的には、使役(causative)や適用(applicative)といった動詞の派生形や、複合的な時制・アスペクト形式、また関係節を含むさまざまな従属節構造を扱います。こういった構造は実践的なスワヒリ語会話を構成する頻出要素であり、これを身に着けることで表現の幅が質的に拡大するとともに「スワヒリ語らしい」表現が可能になります。また、システマティックな文法知識の習得をとおして、言語学的な視点からこの言語の(ひいてはバントゥ諸語一般の)興味深い文法現象について学ぶこともできます。(注:本講座の初級の授業を受けた経験のある方を対象とします.新規で受講を検討される方は事前にご相談ください)

【テキスト】
Thomas J. Hinnebusch; Sarah M. Mirza Swahili: A Foundation for Speaking Reading and Writing, 2nd Edition


『上級スワヒリ語講座』
金曜(19:45~20:45)
講師:品川大輔
(東京外国語大学AA研)
オンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。


【講座内容】
すでにスワヒリ語の文法知識を有する方を対象に、現代スワヒリ語のテキストを読み進めていきます。アラビア文字で表記されていた時代を含めれば、スワヒリ語には書記文化の長い伝統があり、それを反映するように散文や定型詩といった多様な文芸作品の重厚な蓄積があります。その一方で、メディアに乗って日々発信されるスワヒリ語からは、その内容があらわす文化、社会、経済、政治の最新状況を知ることができるだけでなく、スワヒリ語自体の今まさに起こっている変化をつぶさに追うことができます。本講座では、伝統的な書記メディアである新聞のみならず、動画を含むウェブニュースやSNSなどのサイバー空間で発信されるものも射程に入れて、現代スワヒリ語に見られる時間的な変化、地理的な多様性のダイナミズムにも触れながら、実践的な読解力を身に付けていきます。

【テキスト】
受講生の希望を反映して決定します。


*開講講座の内容が決まり次第、随時更新していきます!