読書会Reading circles

2021年度読書会について


※新型コロナウイルスの影響により、各読書会によって開講状況が異なりますのでご注意ください。

春学期:2021年4月16日(金)~2021年7月10日(土)
秋学期:2021年10月1日(金)~2022年1月8日(土)

言語文化研究所では、どなたでも参加できる読書会、研究会を自由な雰囲気の中で開催しています。興味のある方はぜひご参加ください。

参加希望者は次の項目を記入の上、事前にお申込みください。※受講料無料。どなたでも参加できます。

  • 記入事項:希望講座、名前、緊急時のメール連絡先
  • 受付開始:4月1日~ 随時募集(お申込みはメール・FAX:03-5421-5213)
お問合せ:言語文化研究所(白金本館6F 電話/FAX:03-5421-5213 土日祝休)

ホメーロス研究会
土曜(10:30~12:00)
2021年度はオンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。詳細は研究会ブログをご確認ください。

テキスト:仏ピエロン版(1869年初版、1984年改訂版)コピー配布

私たち「ホメーロス研究会(旧称輪読会)」は1983年以来毎週ホメーロスを原典で読み進めています。その間メンバーは大分入れ替わりましたが、途絶えることなく松明は受けつがれてきています。毎回2~30行程度、輪番の音読担当と解釈担当を中心に音読、解釈をし、その後意見や感想の交換をします。目指すのは、既に多くある日本語訳にまた新しいものを加えることではなく、原文(そのもの)について、それぞれが持っている違った知見を出しあい、その作業からそれぞれが新たなものを得る事にあります。 2020年度は第20歌で戦線復帰したアキレウスが敵を次々と斃していく様を読み、2021年年始からは「河畔の戦い」と副題のつけられた第21歌に入りました。 この研究会には様々な人が参加しています。何十年に亘って読み続けている人もいますが、つい最近読み始めた人もいます。参加資格は特にありません、古典ギリシア語初級文法をひととおり終えた方ならどなたでも参加できます。ギリシア語を学びたい方はもちろん、神話、歴史に興味のある方、古代的語法・心性・思考法に関心をお持ちの方、比喩や韻律を楽しみたい方、そしてホメーロスがお好きな方、気楽にご参加ください。
なお、本研究会の様子がブログ「ホメーロス研究会だより」に紹介されています。

コーディネーター・研究会だよりHomeridai 管理者:生田康夫
研究会責任者:工藤進(本学名誉教授) ブログ “philologie d'orient et d'occident”


古典ギリシア語初歩文法
土曜(13:00~14:30)
講師:金子佳司
2021年度は休講いたします。

テキスト:『古典ギリシア語初歩』水谷智洋著 岩波書店

まったく初めて古典ギリシア語を学ぶ人たちのための講座です。テキストにしたがって、文法事項の説明とギリシア文の和訳の演習を行なっていきます。古典ギリシア語で書かれたものには、哲学、歴史、文学・神話、数学、自然学(科学)に関するものなどがあり、また、新約聖書もギリシア語で書かれています。これらはどれも西洋文化の源流になっていますから、西洋文化やそこから生まれたさまざまな学問を学ぶには、古典ギリシア語の知識は必須です。ぜひ古典ギリシア語を学んで、西洋文化と学問の源流に触れてみてください。なお、この講座とは別に、金子が個人的に主催している「古典ギリシア語読書会」の活動については、下記のブログをご覧下さい。

金子佳司先生のブログ


初級スワヒリ語講座
金曜(17:15~18:45)
講師:品川大輔
(東京外国語大学AA研)
2021年度はオンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。

テキスト:初回オリジナルテキストを配布

アフリカは多言語大陸です。そこでは多様な民族ごとに話される2,000を超すとも言われる言語が話されています。そのような多言語状況では、民族を超えたコミュニケーションのための言語、いわば「超民族語」が発達します。スワヒリ語は、ケニア、タンザニア、ウガンダをはじめとする東アフリカの広範な地域をカバーする「超民族語」の代表格です。つまりこの言語をマスターすれば、それら地域の人々と彼らが日常的に用いることばでコミュニケーションが取れるだけでなく、スワヒリ語と兄弟関係にある多様な民族語 (言語学の分類では、ニジェール・コンゴ語族に属するバントゥ諸語と呼ばれる言語群) の基本的な文法原理を学ぶこともできます。本講座では、受講生の関心をできるかぎり反映する形で、スワヒリ語の文法のしくみや具体的な会話表現を学んでいきます。


中級スワヒリ語講座
金曜(19:00~20:30)
講師:品川大輔
(東京外国語大学AA研)
2021年度はオンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。

テキスト:随時配布

すでに初級文法の授業を受講した方、あるいは初歩的な文法知識を有する方を対象に、現代スワヒリ語のテキストを読み進めていきます。アラビア文字で表記されていた時代を含めれば、スワヒリ語には書記文化の長い伝統があり、それを反映するように散文や定型詩といった多様な文芸作品の重厚な蓄積があります。その一方で、メディアに乗って日々発信されるスワヒリ語からは、その内容があらわす文化、社会、経済、政治の最新状況を知ることができるだけでなく、スワヒリ語自体の今まさに起こっている変化をつぶさに追うことができます。本講義では、伝統的な書記メディアである新聞のみならず、動画を含むウェブニュースやSNSなどのサイバー空間で発信されるものも射程に入れて、現代スワヒリ語に見られる時間的な変化、地理的な多様性のダイナミズムにも触れながら、実践的な読解力を身に付けていきます。


戯曲を読む会
毎月第3土曜(15:00~18:00)
講師:穴澤万里子
(本学文学部芸術学科教授)
2021年度はオンラインで開講いたします。受講予定者には応募時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。

テキスト:事前配布

演劇の戯曲を声に出して読む、厳密に言うと読み合う講座です。月に1度、1回につき1作品のペースですが、一人の作家の作品を数か月かけてじっくり、ゆっくりと読んでいきます。まずは戯曲を声に出して読むところから始めましょう。そこに他者の声が加わると、世界がガラッと変わり、色鮮やかになります。毎回その作品についての解説、読み合った後にはディスカッション。時には実践家を招いてお話を伺ったり、その作品を観劇したり、と豊かな時間を過ごしていきたいと思います。詩を読むように、歌を歌うように戯曲を読んでみましょう。劇場で味わう名優の演技とは異なる新鮮な対話の喜びを是非ご体験ください。この講座は2021年4月17日(土)から開講致します。記念すべき初年度、最初の作家は講師の研究対象であるメーテルリンクです。