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【ボランティアセンター主催シンポジウム】震災後の社会をどのように生きるか

東日本大震災が発生してから、この2年8ヶ月の間、私たちはさまざまな立場からこの震災に向き合ってきました。
震災で被災した大槌の若い世代は地域の将来や自分たちの役割について考えています。大学生も復興支援活動に関わる中で社会と自身の関わりについてより具体的に考えるようになりました。
このシンポジウムでは、震災の経験や復興の過程から 私たちは何を学び、それを社会における生き方にどのようにつなげていくかについて深めることをねらいとしています。当日は大学生や大槌の高校生、小学生などの「若者」がまず、今後どのような生き方をしていきたいかを「災後」を軸に発表し、その後全体でグループディスカッションを行います。それぞれ異なる「震災」。しかし、私たちは同じ「社会」を生きていかねばなりません。一人の人として、この震災でどのように考え、そして生きていくのか考える場になればと思います。

シンポジウム「震災後の社会をどのように生きるか」

開催概要

【日 時】2013年12月1日(日) 10:00~15:30
【場 所】明治学院大学白金校舎本館10階大会議場 アクセス
【参加費】無料(要申し込み)
【主 催】明治学院大学ボランティアセンター
【後援】大槌町、大槌町教育委員会

プログラム

<オープニング>開会挨拶
 松原康雄(明治学院大学 副学長)
 原田勝広(明治学院大学 ボランティアセンター長)

<第1部:基調講演>10時25分
 「わたしたちはもう東京からの言葉で指図されるのはことわる」
 猪瀬浩平(明治学院大学 教養教育センター准教授)

<第2部:東日本大震災の復興を担う学生・生徒からの発表>11時10分
 それぞれの「震災後」を語り、今後どのように生きていくのかを発表します。
 1)岩手県大槌町の高校生:
  兼澤茜、神田健翔(岩手県立大槌高等学校2年)
  関谷萌(2年)、吉田蘭(1年)(鹿島学園高等学校釜石キャンパス)

 2)明治学院大学の学生:「Do for Smile@東日本」プロジェクト大槌吉里吉里復興支援プログラム参加学生
  安部薫(社会学部社会学科2年)、瀬川拓磨(文学部英文学科3年)
 3)岩手県大槌町の小学生:芳賀勝(吉里吉里小学校6年、「生きる312」の主人公)

※国際学科3年奥田愛基作成の映画「生きる312」(「UFPFF 国際平和映像祭(UNITED FOR PEACE FILM FESTIVAL)」でグランプリを受賞した作品)の上映も合わせて行います。

<第3部:ディスカッション>13時20分
 全体セッション:村上徹也(日本福祉大学 教授)
「震災後の社会をどのように生きるか」をテーマに、大槌の高校生や小学生、東京の大学生や横浜の高校生、大槌の教育関係者や東日本大震災の復興に関わるNPO、本学教職員などが集まり、議論を交わします。
それぞれの立場から、これからの社会のあり方や災後の生き方を考えます。

<クロージング>14時50分
若い世代へのメッセージ:
 大槌高等学校山形守平校長/吉里吉里小学校芳賀新PTA会長/
 おらが大槌夢広場 小川淳也氏/市民社会創造ファンド 武藤良太氏

閉会挨拶:齋藤百合子(明治学院大学 ボランティアセンター長補佐)

※本シンポジウムは明治学院創立150周年事業「ヘボン吉里吉里未来塾」の一環として、開催します。 ◇ヘボン吉里吉里未来塾これまでの活動報告はこちら

お申し込み

事前にボランティアセンターにメールでお申し込みください。
    
    タイトルを「「12月シンポジウム」申し込み」とし、
    ①お名前、②ご所属、③ご連絡先メールと電話番号 を明記願います。
  締切は11月29日(金)までとさせていただきます。

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震災後の社会をどのように生きるか
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