教育発達学科とは !?
教育発達学科とは
何を、どのように学び、
どのような将来を目指す学科なのか
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3分野が融合した新しい学問「教育発達学」とは?
  • 心理学
  • 教育学(初等教育)
  • 障害科学
カリキュラムの特色
  • 「子供理解」と「子供支援」の視点から系統的に学ぶカリキュラム
  • キャンパス内に新設する実習室を使って支援力を身につけます
体験活動と循環型教育システム
  • キャンパス外での体験活動を重視しています
  • 循環型教育システムを採用し、地域と連携した教育を行います
  • 障害科学
本学科で身につく3つの力
  • 心理支援力
  • 発達支援力
  • 教育実践力
取得できる資格と将来の進路
  • 取得できる資格
  • 大学院への進学でさらに広がる活躍の場
  • 子供を支援する様々な施設で活躍


どのような人を育てる学科?

 教育発達学科は、初等教育段階の子どもたち−すなわち小学生および幼稚園生の心を理解し、彼らの心の成長を支援することを通じて、今日の学校教育が抱える問題の解決に向けて、積極的に取り組むことのできる人材を育てる学科です。具体的には、小学校教諭、幼稚園教諭、特別支援学校教諭を中心に、大学院に進学した後、教育相談員(心理職)など、学齢期の子どもを支援する人材を育てます。
 そんな学生たちとともに学び、考え、さまざまな体験を積みながら、成長、発展していく学科です。

「教育発達学」とは?

 現代の子どもの心をめぐる問題の解決には、乳幼児から児童期、思春期に至る子どもの発達を深く理解しながら、生活全般を視野に入れ包括的にアプローチしていくことが求められています。「教育発達学科」では、こうした現状に対応するため、子どもの生活全般を視野に入れた上で、心理学を基盤に、教育学(初等教育)、障害科学を融合させた、まったく新しい学問体系である「教育発達学」を構築していきます。

豊かな人間性に基づいた「心理支援力」を培うカリキュラム

「子ども理解」と「子ども支援」の支援から系統的に学ぶカリキュラム
 教育発達学は、まず、子どもを理解した上で、子どもへの心理的・教育的な支援を実践するための力を養う学問です。そのため1・2年次には、主に「子ども理解」の科目を、3・4年次には主に「子ども支援」の科目を学修。いずれも、心理学科目、初等教育科目、障害科学科目の3教科を学際的に学んでいきます。

キャンパス内に新設する実習室などを使って支援力を身につけます。
 横浜キャンパスには、音楽実習室1・2、ピアノ練習室、図画工作実習室、家庭科実習室、白金キャンパスには、音楽表現実習室、ピアノ練習室、造形表現実習室をそれぞれ新設。新しい実習室を利用して、教育実践に必要な実技を初歩から丁寧に学びます。
 心理学部付属心理臨床センター(白金キャンパス高輪校舎)で、実際に障害のある 人・子どもと接しながら、相談や支援の進め方を学びます。

キャンパス外での体験活動を重視しています

 学内での実技・実験科目を充実させることはもちろん、大学近郊をフィールドに、子どもたちを対象に行われる活動に学生スタッフ、学習支援員、介助員などとして参加します。2008年度に採択された文部科学省の教育GPにより心理学部内に開設した「体験活動サポート室」を活用し、体験活動先と学生の希望とのマッチング、事前指導や事後指導などを行います。

循環型教育システムを採用し、地域と連携した教育を行います。
 大学の授業で学んだことを、地域で参加する体験活動に活かし、活動を通じて学んだ成果を大学に持ち帰り、講義やグループ学習の場で共有し、より深く理解する。このような大学の学びと体験活動を通じた学びを繰り返し循環させながら、学びの質を深化させ、心理支援力を身につけます。

心理支援力、発達支援力、教育実践力をもつ教員を育成

心理支援力
 「心理支援力」とは、自己理解力、自己コントロール力、他者理解力、関係形成力、他者支援力を意味するもので、心理学部共通の必修プログラムであり、文部科学省の教育GPにも採択された「心理支援論」を通して身につけます。

発達支援力
 子どもの「心のメカニズム」と「心の発達」を理解する力、支援する力を身につけることができます。子どもの発達に障害がある場合にも、適切に理解し、支援する力を身につけます。

教育実践力
 国語、算数、音楽など各教科の指導力をはじめ、一人ひとりが違う個性をもつ子どもたちの学びをコーディネートする力を身につけます。

教職免許取得を将来の進路につなげます

取得できる資格
  • 小学校教諭一種免許状
  • 小学校教諭一種免許状+ 幼稚園教諭一種免許状
  • 小学校教諭一種免許状+ 特別支援学校教諭免許状

     教育発達学科では、小学校教諭一種免許状を基本として、その他に幼稚園教諭免許状、あるいは特別支援学校教諭一種免許状を組み合わせた2種類の教育職員免許状が取得できます。
     そのため本学科では、国公立の小学校、幼稚園、特別支援学校の教員を目指すことができるほか、通常のクラス担任だけでなく、小学校の特別支援学級、通級指導教室の担当、特別支援教育コーディネーターなどとしても活躍が期待されます。

    ※なお、教育職員免許状を取得しなくても卒業は可能です。

大学院への進学でさらに広がる活躍の場
 卒業後、大学院に進学し、専修免許状、臨床発達心理士等の心理学専門資格の取得を目指すことができます。これらの資格により、教育相談員(心理職)として活躍する道もひらかれます。

子どもを支援するさまざまな施設で活躍
 教員以外にも、児童館や子育て支援施設、幼児教育施設や療育施設、知育・教育関連企業等、多様な施設や組織への進路もひらかれています。
明治学院大学 心理学部教育発達学科 2010年4月開設
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