経済学部CSR講座開講

4月13日、経済学部がリスクマネジメント協会の協賛を得て、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)講座を開講しました。この講座は学生が社会人と一緒になって学ぶものです。国際経営学科を中心とした学生120名が、一般社会人50名、リスクマネジメント協会会員100名の社会人と、企業の社会的責任についての理解を深めます。

若林理事長の開講の挨拶に続いて、1959年から会社の公器性を提唱して社会貢献を実践してきたオムロン(株)の立石信雄相談役が「CSRを求める世界の潮流と日本企業の課題」というテーマで、現在のCSRの世界的な潮流について開講記念の講演をされました。欧米企業や日本企業はもちろんのこと、アジア企業も本格的にCSRに取り組んでいること、しかもそれが中長期的な企業の戦略的な経営課題になっていることを具体的な事例やデータに基づいて議論されました。受講者は経済のグローバル化が進展して世界規模でサプライチェーンが構築されたため、国外も含めた取引先の不祥事や不正がすぐに自社の責任にまで及んでくる現状を改めて認識しました。また、こうした状況に対応して欧州ISO(国際標準化機構)のCSR規格「ISO26000」、米国電機業界の「電子業界行動規範(EICC)」、日本の電子情報技術産業協会の「サプライチェーンCSR推進ガイドブック」など、ルール作りが活発化している現状も把握できました。

講座では今後13回にわたって、毎回、関連分野での著名人・専門家を講師に招き、世界のCSRの動向を学ぶだけでなく、環境、社会、顧客・消費者、取引先、株主、従業員などに対しての企業の責任について深く学んでいきます。


経済学部CSR講座の様子