イベント

プロジェクト 国際シンポジウム

共同研究「企業の社会的責任と市民の社会的関与の研究」主催
テーマ ビジネスと人権
    社会的課題への対処と持続可能な社会(SDGs)の実現に向けて

 

 “誰一人取り残さない”世界の実現をめざす「持続可能な開発」(SDGs)が世界各国で進められています。“誰一人取り残さない”世界の実現とは?社会的課題にどう向き合うのかを考える国際シンポジウムを開催します。「ビジネスと人権」課題を、マクロ(国際社会・政府)とメゾ(市民社会、教育機関)、ミクロ(個人)の側面から、持続可能な社会(SDGs)、よりよい社会づくりを考えることが目的です。
 本シンポジウムの第1部では、タイのグローバルビジネスのサプライチェーンの末端で働く、移住労働者の人権問題に詳しい専門家から国際社会や各国政府で求められている責任あるビジネスとは何か、について講演いただきます。その後、第2部では日本やヨーロッパなど先進国で人身取引被害に遭ったタイ人女性たちのグループLive Our Lives、社会的困難を抱えた少女たちを支援する一般社団法人Colaboでは、どのように人生を切り開いていくか、実践的な報告をしていただきます。さらに、シェアリングエコノミーなど、起業という新しい働き方の可能性を専門家からご提案いただいた後、パネルディスカッションを行います。

 

開催日時  2018年3月7日(水) 10:00-17:00 (受付開始9:30)
開催場所  明治学院大学 白金キャンパス 本館2階 1255教室 (場所詳細はコチラ

10:00- 開会のあいさつ 吉井 淳(明治学院大学)
10:05-10:15 趣旨説明
ビジネス・人権・キャリア教育の連関を考える
齋藤 百合子(明治学院大学)
【第1部】 労働搾取から考える人権とビジネス
10:15-11:10 基調講演1
責任あるサプライチェーンと移民労働者
Andy Hall氏(移民労働問題専門家)
11:10-11:30 コメント 山田 美和氏(アジア経済研究所)
11:30-12:00 質疑応答
12:00-13:30 昼食
【第2部】 社会的困難からの生活再建―起業を考える
13:30-13:40 趣旨説明
社会(再)統合と個人ビジネス
齋藤 百合子(明治学院大学)
13:40-14:20 報告
日本(先進国)での人身取引―その後の課題
Weechokchansang Pathapimath氏
Maiman Chanakan氏(Live Our Livesスタッフ)
14:20-15:00 報告
衣食住と関係性をつくる“働きかた”
仁藤 夢乃氏(一般社団法人Colabo代表)
15:00-15:30 報告
起業家という新しい働き方
加藤 遼(内閣官房シェアリングエコノミー伝道師/釜石市ローカルベンチャー外部メンター)
15:30-15:45 休憩
15:45-16:45 討論
16:50- 閉会のあいさつ  
17:00 閉会

入場無料、申込不要です。
報告は英語・タイ語・日本語で行われます。(逐次通訳あり)
公共交通機関をご利用ください。

 

問合せ先
  国際学部付属研究所  TEL. 045-863-2267 (受付時間:平日 10時-17時)