研究活動

フォーラム

2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度 2009年度
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度 2003年度

2016年度

第1回 野口 久美子 カジノ産業に見る先住民自治の歴史と現在
―北米カリフォルニア先住民の事例より―
      1988年、合衆国議会は先住民部族が保留地で独占的に運営するカジノ産業を合法化した。
以後、先住民カジノ産業は、一部の「カジノ部族」に莫大な経済発展をもたらし、その政治的、文化的、社会的自治・自活を支えてきた。先住民カジノ産業の発展は、先住民と合衆国双方にとって、いかなる歴史的背景を持つのか。特に、前者が後者の「法的枠組み」の中で部族自治を展開するとはいかなる意味を持つのか。本報告では、先住民カジノ産業を通して、先住民と合衆国の歴史的関係と部族自治を巡る議論を提示する。
第2回 阿部 望 現代の北欧社会経済モデルの可能性
      1990年代以降、世界経済は大きな変動に巻き込まれている。その変動の根幹に位置するのは、経済のグローバル化、ICT化、先進工業国における少子高齢化、等の動きである。こうした中で、世界、特に先進工業国の社会経済の動向に注目してみると、北欧諸国の実績が相対的に優れていることが理解される。こうしたコンテキストにおいて、本報告の目的は、「北欧社会経済モデル」は存在するのか、もしするとすればその特徴は何か、そしてなぜ北欧モデルの社会経済実績は(相対的に)優れているのかを明らかにすることである。
第3回 岩村 英之 通貨同盟と同盟国政府の財政規律
- 通貨同盟から財政同盟への進展の可能性 -
      通貨同盟と財政連邦制をとる国家とは、単一の金融政策下での複数の財政政策という点で類似している。一方で,通貨同盟において各国政府は絶対的な財政主権を有しており、連邦国家と見るならば財政分権化の程度は他に類を見ない。単一の金融政策下での極度の財政分権化は、同盟国政府の財政規律を悪化させ、南欧の債務危機のような事態を再び引き起こすのか。既存の連邦国家の経験から、通貨同盟が財政規律に及ぼす影響を議論する。
第4回 末内 啓子 カナダの第42回総選挙(2015年10月19日)についての一考察
      昨年の第42回総選挙の結果は、9年ぶりの政権交代となり、ジャスティン・トルドー政権(自由党)となった。この政権交代を選挙制度、政党制、イデオロギー、リーダーシップなどの諸側面から、カナダの特殊性を含め考察する。
第5回 Luke Roberts The Lives of Samurai Women of the Edo Era
      This talk will describe the lives of samurai women of the Mori house in Tosa domain in the Edo period. The Mori house was an average 200 koku house of the rank of mounted guard. Patterns of government documentation tend to erase the presence of samurai women and make it difficult to recover stories of their lives, yet the abundant Mori family records allow us to reconstruct stories of their lives and also uncover many of the untruths in daimyo government records that were created to preserve an image of stable patriarchy.
第6回 司馬 純詩 国境バザールの(経済学)理論的整理
  ―香港中英街等をめぐって
      日本にはない「陸の国境」は時として興味深い変貌をする。両岸(国)中央の規制や習慣に呼応して、 無法・脱法バザールが出現することがある。成り立ちにはそれぞれの歴史的経緯もある。 しかし、同じ国境にあってバザール化しない地域も多い。その分かれ目はどこにあるのだろうか。 経済学理論では貿易理論や経済地理学、空間経済学で説明すべきであろう。 これまでに巡った国境をご紹介するとともに、経済学理論による説明を試みる。

2015年度

報告内容は研究所年報19号
第1回 メレック・オータバシ
(サイモンフレーザー大学)
乱読の癖:明治大正のエリートと子供時代の読書経験
第2回 森本 泉 グローバル化と包摂/排除をめぐって
  移民になったネパール楽師カースト・ガンダルバの事例
第3回 アレキサンダー・ヴィーシィ 近世森林管理と出入を通してみる寺院と村落の関係
  —高尾山薬王院文書を中心に
第4回 重冨 真一 地域社会の組織力をどう見つけるか
  ―参加型農村開発の手法開発に向けて―
第5回 John KIM(UC) Ethnicity and Empire
: The Japanese Racial Equality Proposal at the Paris Peace Conference
第6回 李相佰
(リーサンベック)
通貨統合なき共通通貨の試案
  ―外国為替市場を利用した電子通貨の発行と流通―

ページトップ

2014年度

報告内容は研究所年報18号
第1回 大川 玲子 チャム人の失われた呪術書をめぐって:
カンボジアのマイノリティ・ムスリムの現在
第2回 原 武史 皇后考
第3回 Michael Watson Cultural Canon and Marginalized Texts
第4回 李嬋娟(イ ソニョン) 人間が本当に利己的で合理的なのか
第5回 長谷川 毅(UC) ロシア革命下におけるペトログラードの犯罪と警察
第6回 李相佰(リ- サンベック) 合理性を前提にした市場メカニズム説明の限界:
日本経済史からの教訓

ページトップ

2013年度

報告内容は研究所年報17号
第1回 賴 俊輔 インドネシアにおけるアグリビジネス改革:
パーム油バリュー・チェーンの分析から
第2回 中田 瑞穂 「民主化」後の東中欧―チェコとスロヴァキアの政党政治を中心に
第3回 森 あおい トニ・モリスンを追いかけて
第4回 合場 敬子 美の秩序への対抗:女子プロレスラーの身体が示唆するもの
第5回 田 暁利 中国における風力エネルギー開発の現状と課題
第6回 大岩 圭之助 「弱さの思想」序説

ページトップ

2012年度

報告内容は研究所年報16号
第1回 平山 恵 ルワンダ復興の「援助」を再考する―貧困とHIV陽性を抱える人々の声から
第2回 土屋 博嗣 留学生と日本人学生の友人関係
第3回 Luke Roberts A Samurai’s Life
第4回 森本 泉 ネパール北西部マナンをめぐる社会変容トランスナショナルな生活戦略
第5回 Brian Guthrie Perspectives on English Writing Instruction
第6回 高橋 源一郎 「3・11」以降の日本の論壇

ページトップ

2011年度

報告内容は研究所年報15号
第1回 齋藤 百合子 タイ人女性の人身売買とその後の社会再統合
第2回 涌井 秀行 The Light and Shadow of Japanese Capitalism after the Second World War
第3回 Tom Gill 宿痾としての都市風景:西ベルファストの壁画を見て
第4回 高原 孝生 Delegitimizing Nuclear Weapons: Will Japan Do Without the ‘Umbrella’?
第5回 半澤 朝彦 越境する音と国際政治

ページトップ

2010年度

報告内容は研究所年報14号
第1回 ロバート・スワード Les Arts Sauvages Oceanie
Involuntary Sculpture and the Surrealist Object
第2回 孫占坤 先住民族の権利保護について
―自決権と集団の権利を中心に―
第3回 岩村 英之 通貨統合の政治経済学
第4回 勝俣 誠 地域研究と校外実習方法論序説
―国際学研究としての校外実習20年を振り返って―

ページトップ

2009年度

報告内容は研究所年報13号
第1回 半澤 朝彦 「西洋音楽」演奏のグローバル化―音楽は「普遍的な言語」か?
第2回 A. ヴィーシィ ミクロ歴史を中心とした近世宗教史の新しい研究傾向
第3回 浪岡 新太郎 フランスにおけるシティズンシップとエンパワーメント:
イスラーム教育は市民教育と矛盾するのか
第4回 熊本 一規 日本の循環型社会づくりはどこが間違っているのか
第5回 末内 啓子 カナダ国際研究所(Canadian Institute of International Affairs, 1928-2007)の設立と国際関係研究―カナダの大戦間期における国際関係観形成の構造

ページトップ

2008年度

報告内容は研究所年報12号
第1回 秋月 望 東アジアの境界とテリトリー意識 ―高句麗ものテレビドラマの背景―
第2回 戸谷 浩 流れ来たる人々の影を追って ―スロヴェキアにおける筏流しと筏師―
第3回 岡部 光明 日本におけるコーポレート・ガバナンス
―その特徴、変遷、今後の課題―
第4回 竹尾 茂樹 地域研究と校外実習の接点
第5回 モハマド・ナギザデ アフガニスタン・イラク・イランの政治経済と核問題について
―西アジアにおける日本の隠れている資産とその役割―

ページトップ

2007年度

報告内容は研究所年報11号
第1回 John H. Ino Can We Teach Brainstorming? …Lessons from the Silicon Valley
第2回 大木 昌 異性装をとおして見る近世ヨーロッパの民衆社会とジェンダー
  田 暁利 中国における持続的経済成長の課題
第3回 Anne Walthall 武家奉公と結婚
第4回 合場 敬子 変容する身体とジェンダー:プロレスができる身体への自己認識
第5回 柴田 有 文化としての科学――西条の酒蔵で
第6回 白石 渉 ドイツのコーポレートガバナンス・モデルは米国モデルに収斂するか

ページトップ

2006年度

報告内容は研究所年報10号
第1回 森本 泉 ロンドンで見た7月7日のテロと在英ネパール人
  大川 玲子 イスラーム系ウェブサイトに見られる「法学裁定(ファトワー)」
――日常生活とクルアーン(コーラン)解釈
第2回 Hiroshi Ono ‘Specialization and Happiness’: 日米にみる結婚観の相違
第3回 網谷 龍介 社会規範の『ヨーロッパ化』の政治過程
――ドイツとオーストリアにおけるEU反差別指令の国内立法化――

ページトップ

2005年度

報告内容は研究所年報9号
第1回 竹内 啓/涌井 秀行 人口から見た中国近・現代史
  平山 恵 人の声を聴く~政策提言に有効な社会調査の試行
第2回 高橋 源一郎 日本近代文学のmission
  Masako Ishii 父親の育児参加を規定する要因――日米比較から
第3回 M. Pasha Liberalism, Islam, and Securitization
  古市 剛史 ウガンダ・カリンズ森林の野生チンパンジー:生態学的研究と保護への取り組み
第4回 Bengt Stymne In Search of the Missing Link.
How Can a Region Nurture Successful Product Innovation?
  司馬 純詩 中国経済のウェハース構造

ページトップ

2004年度

報告内容は研究所年報8号
第1回 涌井 秀行 敗戦悟論ねじれ考――チェコとドイツそして朝鮮日本
  橋本 肇 生殖技術の変遷と展望
第2回 阿部 望 Sustainable Development Strategies in the Nordic Countries
  半澤 朝彦 国連の国際規範形成機能とイギリス植民地の「孤立」ラッシュ:1945-1965
第3回 大岩 圭之助 地域通貨――スローでスモールなお金
  Anne Walthall From Peasant Daughter to Samurai Wife: the Letters of Yoshino Michi

ページトップ

2003年度

報告内容は研究所年報7号
第1回 戸谷 浩 家畜を通して眺めたハンガリー社会
  トム・ギル シェルター文化の誕生――ホームレス自立支援法元年
第2回 末内 啓子 カナダの対外関係――国際救援組織の事例から
  森本 泉 トゥーリズムをめぐるネパール――ローカルな対応
第3回 熊井 茂行 『インカ帝国』はあったか?
  熊本 一規 川辺川ダム収用委員会における争点について
第4回 土屋 博嗣 日本語教育の現在
  勝俣 誠 日頃 私が社会科学分野で疑問に思っていること

ページトップ

2002年度

報告内容は研究所年報6号
第1回 H. Plutschow Peace versus Human Nature
  大門 毅 Economic Costs and Benefits of Political Decentralisation ― or Lndependence? The Case of East Timor
第2回 平島 成望 インド農業の中期展望と日本ODA
  合場 敬子 身体と異性愛から解体されるジェンダー
第3回 古市 剛史 ヒトの誕生をめぐる最近の話題
  竹内 啓 地球温暖化と社会技術

ページトップ