ヘボン博士をより身近に感じていただくため、記念イベントを開催します。
多くの方のご参加をお待ちしております。
三浦しをん x 原 武史
『辞書から広がる世界』
作家
三浦しをん
1976年東京生まれ。小説家、随筆家。朝日新聞書評委員。2000年『格闘する者に〇』(草思社)でデビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』(文藝春秋)で直木賞を、12年『舟を編む』(光文社)で本屋大賞を受賞。小説に『風が強く吹いている』(新潮社、2006年)、『仏果を得ず』(双葉社、2007年)、『光』(集英社、2008年)、『あの家に暮らす四人の女』(中央公論新社、2015年)など、エッセイに『本屋さんで待ちあわせ』、『お友だちからお願いします』(いずれも大和書房、2012年)などの著書がある。
明治学院大学国際学部教授
原 武史
1962年東京生まれ。明治学院大学教授。専攻は日本政治思想史。朝日新聞書評委員。1998年『「民都」大阪対「帝都」東京──思想としての関西私鉄』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で毎日出版文化賞、08年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で司馬遼太郎賞を受賞。他の(編)著書に『岩波 天皇・皇室辞典』(岩波書店、2005年)、『皇后考』(講談社、2015年)、『「昭和天皇実録」を読む』(岩波新書、2015年)などがある。
木村 一
『日本を開いた辞書 –ヘボン博士と日本語–』
ヘボン式ローマ字はなぜ「シ」をSHIと表すのでしょうか? 江戸時代の「勉強」はどのような意味だったのでしょうか?
普段の生活で当たり前に目にするローマ字やことば。
ヘボン博士が幕末につくった辞書で確認すると、そこには意外な発見がありました。
辞書はことばの意味を調べるだけでなく、その時代の生活や文化を伝える最高のデータベース。
さあ、辞書をひらいて、ことばを探求してみよう!
明治学院歴史資料館研究員 東洋大学文学部准教授
木村 一
明治学院歴史資料館研究員。東洋大学文学部准教授。東洋大学大学院博士後期課程中途退学。博士(文学)(立教大学)。専門は日本語学。特に19世紀の日本語研究資料の調査・研究。編著書に、『図説日本の辞書』(共著 2008年 おうふう)、『みんなの日本語事典』(共編著 2009年 明治書院)、『和英語林集成の研究』(単著 2015年 明治書院)など。
明治学院大学グリークラブ
第66回定期演奏会およびオールグリークラブ演奏会
指揮/水野克彦 ソリスト/ソプラノ:松井亜紀 アルト:谷地畝晶子 テノール:松原陸 ベース:森野光生(明治学院大学70年度生) 合唱/オールグリークラブ