履修期間の苦悩
2011年5月11日
みなさんこんにちは。フランス文学科3年の高橋です。
震災の影響で遅れましたが、5月6日から無事に新学期がスタートしました。新学期には、まず始めに履修する授業を決めなくてはなりません。そこで今回は、わたしが履修を決めるまでの過程を紹介したいと思います。
私は今年度から3年生になりました。1・2年生の時とは変わり、フランスについて専門的に学んでいける選択科目の授業が大幅に増えます。文学や芸術、歴史、言語学、哲学、会話、文法、作文など、様々な分野について学ぶことができます。
私はとくにどの分野だけが好きと言うわけではありません。したがって履修する授業を選ぶ基準は「興味がもてそう」という勘だけです。
勘を頼りに履修を決定した授業の1つに『近代フランス文学』というものがあります。この授業ではフランスの作家であるスタンダールの作品、『赤と黒』について深く考察していくようです。私は高校生の時に1度だけ『赤と黒』を読んだことがありますが、いざ授業を受けてみると、内容をまったく覚えていませんでした。今回の授業をきっかけに、スタンダールについて様々な方向から理解を深めていければと思います。
これからまだまだ悩んで履修する授業を選んでいく予定です。最初こそ興味が薄いと感じた授業でも、最後まで受けてみればまったく違う印象を受けることもあるので、とても楽しみにしています。