2013年度修士論文中間発表会
7月24日、13時から、修士論文中間発表会が行われました。
中間発表会とは、修士論文を提出予定の大学院生が、仏文の先生方や発表を聞きにきてくださった方々の前でこれからどのような内容の論文を書くのかを発表する場で、今後に向けていろいろとご意見をいただきます。このような形での発表は、この中間発表会と論文提出後の口頭試問のときだけで、発表者はとても緊張します。
今年の発表者は8人で、アラゴン、ミュージカル、マティス、ゾラ、マン・レイ、瀧口修造、ジッド、フローベールと、テーマも様々でした。約4時間の長丁場だったので、先生方をはじめ、聞いてくださった方々も大変だったかと思います。発表者側の私たちは、とにかく自分の発表にいっぱいいっぱいで、自分以外の発表の時には半ば上の空という感じでした・・・。
ただ、実は12年度生の6人は、前日にみんなで発表の練習を行い、お互いに意見を出し合っていました。直前の練習会だったこともあり、そこでの意見の全てを本番に反映させるというわけにはいきませんでしたが、自分が何を一番伝えたいのかという点に関してあらかじめ確認することができたのはとてもよかったと思っています。
とっても緊張して挑んだ中間発表でしたが、自分の書きたいこと、やるべき事の確認ができたり、いろんな方々からのアドバイスで新しい視点を見つけることができたので、とても為になりました。終わったあとも院生の先輩方に意見をいただくことができて、苦しいときもありましたが、なんとか発表することができて本当に良かったです!
テーマや興味のあるもの、進行具合やアプローチの仕方はそれぞれ異なりますが、論文を良いものにしたいという気持ちはみんな同じだと思います。最後に自分が納得のいく結果を得ることができるように、あと約5ヶ月、ベストを尽くします!
大学院生 A.H