好きなものを好きなだけ追求する その学びのエッセンスを現職で活用。

渡邉 伶奈

フランス文学専攻 博士前期課程 2018年3月修了

中学生の時に初めてクロード・モネの作品を観た衝撃は、今でも忘れられません。私は、その影響からフランス文学に関心を持ち、明治学院大学のフランス文学科に進学。フランス語だけでなく当時の風俗や時代観など多角的な視点でのフランス文学を学びました。卒業後、一旦は就職をしましたが学ぶことへの不完全燃焼さが拭えず、一念発起して明治学院大学大学院で改めてフランス文学を学ぼうと決意しました。大学院では、モネの庭づくりと作品制作の関連性についての研究を行い、モネの人生や思想家としての面について、これまで学ぶことのなかったより専門的な知識を得ました。また、好きなものを好きなだけ追求してきたことで、周囲の評価を気にせず自分の判断に自信を持つ「自分軸」を形成できたことは何よりの成長であったと思います。現在私は、社会人教育の仕事に従事していますが、リーダーシップを養う上で「自分軸」は欠かせない要素です。身をもってその大切さを経験してきたことで、自信を持ってコーチングすることができていると感じています。

インタビュー一覧へ戻る