フランスの文学だけではなく映画や音楽、美術、哲学などに出会うことができました。

富永 玲奈

2007年度院修了 出版社(合同会社アプレミディ)CEO

先行きの見えない時代、考える力と想像力はあればあるだけ楽しく生きられる。その素地を作ってくれたのが明学仏文でした。ここではフランスの文学だけではなく映画や音楽、美術、哲学などに出会うことができ、その奥深さに魅了されました。しかも知識を得るだけではなく、先生方のご指導によってあらゆる角度から作品に向き合い、自分なりに考えた成果を卒業論文という「大作」として完成させることもできました。それらの経験こそが、自分で考える力や想像する心を私に授けてくれたのです。

私は大学院修了後しばらくしてから出版社で雑誌や書籍の編集者をしていました。その後「世界中の面白い物事を本にして、人の心と後世に遺す」べく、出版社を作ろうと思い立ってのまさかの起業。人間としてはいつまでも半人前ですが、わからないことや困難を楽しむ想像力と前に進むための考える力にいつも助けられている。その2つを養えた仏文時代は私にとって宝物です。

インタビュー一覧へ戻る
  • ホーム
  • インタビュー
  • フランスの文学だけではなく映画や音楽、美術、哲学などに出会うことができました。