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学び

明治学院大学 難民映画祭『シリアに生まれて』を上映 難民問題を「自分ごと」にするために

来年度より難民学生1名を受け入れる協定(※)をきっかけに、「国連UNHCR難民映画祭-学校パートナーズ」を開催しました。10月20日、遠い「難民問題」について映画を通じて身近に考えるために白金で開催されました。私は司会として、各セッションのスムーズな進行を心がけました。

当日上映された『シリアに生まれて』は、シリアから欧州に命からがら逃れる子どもたちの様子を伝える衝撃的な作品でした。その後、国際学部准教授の平山恵先生より、シリアで起きている現状、また戦争が終わらない原因を詳しく解説していただきました。参加者の方々には、日本から遠いシリアで起きている問題について、じっくり考えるきっかけになったのではないかと感じます。

私は、『シリアに生まれて』で登場したベルギー赤十字の難民申請センターのような施設に9月に2週間、滞在していました。映像と同じような場所でシリア人と対話した人間として、私たちはどれだけシリアや難民問題に対して、「自分ごと」として捉えられるかが重要だと改めて痛感しました。

私たちは世界を自由に移動できて、努力すれば夢を実現できるチャンスも持っています。一方で世界を見渡せば、戦争、政治、宗教などの理由で、国内外に強制的に移動させられ、命の危険に晒される人々が最多であり、「21世紀最悪の難民危機」と呼ばれています。この難民映画祭が、「難民問題」に対して関心を抱くきっかけになることを願ってやみません。

入江謙行(社会4年)

新垣修先生(国際基督教大学教授・本学卒業生)の授業で上映。入江さん(右)は司会を担当しました。

準備・実施をした学生と教職員。講演の平山先生は右から4番目。

白金通信2017年12月号(No.492) 掲載