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学び

浅川達人ゼミ(社会学科)が大槌町吉里吉里を訪問

6月30日、浅川達人教授と3年ゼミ生の有志が岩手県大槌町吉里吉里を訪問しました。午前中は町の方に大槌町各地を案内していただき、午後は吉里吉里の街を歩きました。
浅川ゼミは、社会を社会地図として可視化し、分析する方法を学ぶゼミです。教室での授業に加え、町歩きなどのフィールドワークも行っています。

震災から7年が経ちましたが、地区によって復興の進度はさまざまです。震災後、人口流出が加速し、現在も中心街には人が戻ってきておらず、過疎化や高齢化がより進行している様子が見て取れました。道路や建物の完成は、復興の終わりではなく、新たなスタートであると感じました。震災によって大きく変わった街並みを見て、「復興とは何か」を問い直す1日となりました。

小川英恵(社会3年)


大槌町の城山で、復興の様子について、天照御祖神社宮司の藤本俊明さんと
吉里吉里公民館長の芳賀博典さんに解説いただきました。

  
吉里吉里3丁目に残る、東日本大震災での津波到達線を示した建物。
居住できないエリアに指定されたので、この建物もまもなく撤去される予定です。


公民館で清掃。掃除機をかけた後、モップで床を拭きました。


ボランティアセンターの学生が植えた花。
公民館のじょうろを借りて、水をやりました。


藤本さん、浅川教授、ゼミ生で記念撮影!

白金通信2018年10月号(No.496) 掲載

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