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学び

10周年を迎えた チャレンジ コミュニティ大学

チャレンジコミュニティ大学(CC大学)は、港区と明治学院大学が連携して、60歳以上の港区民を対象に地域の活動のリーダーを養成する目的で、2007年に設立されました。

港区は一見豊かな地域に見えますが、高齢者の貧困と孤立が深刻な地域でもあります。CC大学が目指したものは、地域で困っていながら声を上げない人びとの気持ちを理解して寄り添い、何が出来るか共に考える人を育てたいということでした。

CC大学で一年間学んだ修了生は、チャレンジコミュニティ・クラブ(CCクラブ)という組織を作っています。多様な活動を担うCCクラブには215のグループがあり、地区ごとの連絡協議会までできました。これらの活動は、港区の貴重な財産です。

12月10日、本学でチャレンジコミュニティ大学10周年記念式典が開催されました。港区長、区議会議員、CC大学関係者等219名の参加がありました。神野直彦東京大学名誉教授による記念講演「共同体的人間関係の再生」、文部科学省生涯学習政策局参事官・小谷和浩氏の基調講演「生涯学習と地域づくりの方向性について」の後、CCクラブのメンバーによるシンポジウム「コミュニティを切り拓く―港区における地域・人づくりの挑戦―」が行われました。その中で、世代を縦に繋いだ活動の必要性が指摘されました。

執筆者:河合克義(チャレンジコミュニティ大学総括コーディネーター・社会学部教授)


多くの方々が参加し、CC大学への関心の高さがうかがえました。


CCクラブのメンバーによるシンポジウムの様子。

白金通信2017年3月号(No.488) 掲載