「明治学院大学と小諸市との協働連携に関する基本協定」調印式

明治学院大学と小諸市は、「地域文化の振興」「地域経済の振興」「教育および人材育成」「生涯学習」「まちづくり」「インターンシップ」「施設の利用」といった広範な連携について将来にわたる幅広い協力関係を築くことに合意し、この度、「明治学院大学と小諸市との協働連携に関する基本協定」に調印しました。明治時代の文豪島崎藤村が本学に学び、その後小諸義塾で教鞭をとったことを縁とした小諸市が昨年本学を訪れて要請。これに明治学院大学が応えたものです。大学という研究・教育機関が地域社会に対してより広く開かれるためには、立地上の制約をも乗り越えた地方自治体との連携も重要ですが、今回の協定は、その良きモデルケースとなることが期待されています。

調印式は、今年で64回目になる藤村忌に先立ち、小諸城址懐古園内にある藤村記念館前で行われました。深い緑に囲まれた会場に藤村とさまざまな関係を持つ招待者が100名以上集う中、芹沢勤小諸市長と大塩学長がそれぞれ挨拶して協定の意義を述べ、TV・新聞など報道各社が一斉にカメラを向ける中、ただちに調印。その後、固い握手を交わして、将来のさまざまな可能性を確かめ合いました。

調印式の後には、藤村に和歌・俳句を捧げ、藤村の詩を朗読し、藤村作詞による「初恋」や「椰子の実」といった曲を草笛で演奏する、といった例年の藤村忌が行われましたが、そういった様子と共に、当日夕方のニュースでは、調印式の様子が長野県下で放送されました。

今後は、協働事業を円滑に推進するため、「明治学院大学・小諸市連携推進委員会」を設置し、具体的な活動を準備してゆきます。また、8月13日から9月23日まで藤村記念館において開催されている「藤村と明治学院及び新収蔵作品展」では、本学からは藤村真筆の校歌掛け軸、校歌作詞の様子を書いた随筆の直筆原稿、その原稿を掲載した『白金文学』創刊号、そして「島崎藤村と明治学院」説明パネル(10枚)が貸与され、特別展示されています。