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シンポジューム

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2009年5月16日(土)基礎科学研究所との合同シンポジューム10:30~17:30
統一テーマ「ポスト冷戦20年の帰結」
場所:専修大学神田校舎1号館8階8A会議室

プログラム:
1 報告 :後藤康夫(福島大学)
「ポスト冷戦20年の世界史的帰結―基本構成と変革主体―」
  コメント:大西広(京都大学)
2 報告 :野口宏(元関西大学)
「サービス革命としてのICT革命」
  コメント:藤田実(桜美林大学)
3 報告 :矢吹満男(専修大学)
「21世紀初頭アメリカ資本主義の構造と循環」
  コメント:新岡智(関東学院大学)

2009年3月28日(土曜日)2009年度シンポジューム午後1時~午後6時
場所:明治大学研究棟4階第2会議室
テーマ:世界経済危機と日本
 1991年からの平成大不況が,一部企業の業績好調とは裏腹に国民には回復感のないまま続き,2008年9月のリーマン・ブラザースの破綻を契機としてはじまった世界大不況へとつながり,国民は完全に打ちのめされている。2000年代後半以降2006年「格差社会」2007年「ネットカフェ難民」2008年「蟹工船」と続く流行語が事態の深刻さを表している。2009年にはおそらく「派遣切り」が流行語になるだろう。事態が深刻なのは,「金の卵」ともてはやされたのは遠い昔のことだったとしても,かつては比較的に恵まれていた若年層の雇用状況が深刻な事態に陥っていることである。15歳から24歳までの若年層のパート・アルバイト・派遣社員など,非正規雇用労働者の割合は46.4% ,二人に一人が不安定な就業状況にある。
 かかる事態は景気の好不況による循環性のものなのであろうか。それとも戦後日本の構造的矛盾に根差したものなのであろうか。我々は後者だと考えている。いや正確には高度「成長」・強蓄積によって覆い隠されていた雇用構造の脆弱性(労働者搾取構造)が,今次の不況をきっかけに表層に表れたのである。パート・アルバイト・出稼ぎ・日雇い・臨時工・季節工・期間工・請負工・社外工・派遣・嘱託など,思いつくままに列挙しただけでも,戦後日本の労働者の複雑な雇用構造,資本賃労働関係が浮かび上がってくる。こうした雇用形態は大・中小・零細のそれぞれの企業の中に織り込まれ,まるでモザイク・タイルのような模様をなし,描かれる雇用の風景は複雑・錯綜したものとなっている。
 資本と賃労働は資本主義社会を構成するふたつの基本的要素である。分析は資本・賃労働の全体にわたっておこなわれて初めて,対象をトータルに把握することが出来る。3月のシンポジュウムは,戦後日本資本主義のメカニズムを資本の面から考察・措定した上で,賃労働の面からも論じようとする試みである。


第1報告:二瓶敏「日本資本主義の現局面」(資本の面から)

第2報告:涌井秀行「戦後日本の『三層格差=系列編成支配』=搾取メカニズムの分析」(賃労働の面から)

第3報告:中根康裕「戦後日本の労働者状態の一断面〜過度労働と過労死・過労自死の視角から〜」(労働から)

2008年7月19日国際シンポジューム(土曜日午後1時30分~6時)
報告 アンドリュー・E・バーシエ(カリフルニア大学)「近代日本の社会科学―丸山真男と宇野弘蔵の射程
コメント1 原田国雄(和光大学)「山田『分析』の評価について」
コメント2 涌井秀行(明治学院大学)丸山真男「執拗低音」としての日本資本主義における土地所有